緊張感

森林地帯を抜ける後発隊。 先発隊からの伝令が訪れない。 不穏を察知する。 しかし、下手に動けば動揺が広がる。 動揺は士気に大きく影響する。 それを警戒して、大きく動かない。 静かに、着実に、陣形を変形させていく。

出撃前。 ブリーフィング。 次の作戦。 その先の作戦。 やはりこの場。 この位置が落ち着く。 確実に手にするためにも。

司ちゃんも普段から、もっともっともっともっと積極的でいいと思うんですよね。

森林地帯の夜。 緊張が、全てを包んでいた。 先発隊は、警戒から。 観測部隊は、観測から。 夜は、人を不安にさせる。 朝の来ない夜。 空気が一変しかける。

デスクワーク。 それが仕事だ。 毎日同じ仕事をしている。 単調な作業。 そこには飽きもある。 何か刺激がほしい。 そこに、あるお願いがやってきた。

先発隊野営地。 夜に立ち上る煙は、自らの位置を知らせるもの。 だからこそ警戒が続く。 狂気を乗り越えた今、その警戒は異様さを持ち始めた。 恐れていた状況。 同時に、非常に厄介な状況。 回避できない戦闘へ。