注意
当記事は特定の国に対する反感の助長や戦争賛美など反社会的思想の肯定や擁護、誘発する意図は一切ございませんので、予め御了承下さい。
また、ここで紹介する設定の一部はあくまで一例であり、ファン個人の解釈に関しましては保証致しかねますので御了承下さい。
ヨーロッパ
ロシア
ロシア帽と、場合によっては白と水色のボーダーシャツとセットで描かれる事が多く、作品によっては腕に包帯を巻きつけている事もしばしば見られる。無口な青年で、何かとぶっきらぼうな態度で人と接する。極度の大酒呑みで、ウォッカを片手に酔っ払っていたり泥酔している事が多い。
父親はソ連、兄妹はウクライナ、ベラルーシ、またはカザフスタンである事が多い。
ドイツ
眼鏡とスーツが特徴の、謹厳実直で生真面目な性格の男性。規律や規範はとにかく遵守する気質で、その仕事に対する熱心な態度に、ファンの間ではワーカーホリック(いわゆる社畜)と呼ばれる事も少なくない。欧州連合の中心地でもあるため人望はそこそこ厚いが、同時にかなり苦労している様子。解釈によるが健康オタクならぬ重度の環境オタク。
また第二次世界大戦の影響で、ナチスに対して深刻なトラウマを抱えている。
イギリス
三つ揃いの背広に身を包み、紅茶を嗜む典型的な英国紳士。愛用の片眼鏡とシルクハットは欠かさず身につけている。
父親としてトラブルメーカーな息子達、特にアメリカに対して頭を悩ませている事が多い。またイギリスが世界有数の紅茶生産国家である事から紅茶とセットで描かれる事も少なくない。
フランスとはライバル関係であったり、恋仲であったり、はたまた夫婦であったりと様々である。
フランス
(画像手前がフランス)
ベレー帽と白黒のボーダーシャツを身に包んだ男性、あるいは女性。バゲットとセットで描かれることもしばしば。ロマンチストな一方で愚痴を言う事もある。
ファンの解釈次第ではイギリスやドイツと恋仲であったりする。カナダを息子として持つ設定もしばしばファンの間で見かける。
ポーランド
歴史的な背景からも臆病で人畜無害な青年、あるいは少年である事がほとんど。PBの影響で、ラバーカップ(トイレ用の清掃用具)を手にしてる姿はファンアートでもしばしば見られる。歴史的な背景から天敵であるドイツ帝国(もしくはライヒタングル)とナチスに対し拒否反応を見せる。当然、分割ネタはここでも健在である。また、作品によっては翼が生えていたり、顔の中心に大きな傷跡が残ってる事も。
V4繋がりでチェコ、スロバキア、ハンガリーとセットで描かれる事が多い。
口癖はお決まりの「クルヴァ!」
イタリア
(右側がイタリア)
カンカン帽と赤いスカーフを身につけた陽気で奔放な少年、あるいは青年。好物はイタリア名物料理のピザとパスタ。バチカンやドイツとセットで描かれる事が多い。中性的な見た目である事が多い。
スペイン
国章をアイパッチにしている事があるが、複雑さ故に省略される場合もある。昼寝が大好きでマイペースな性格。隣国のポルトガルやフランスとは親友。
ポルトガル
(下側がポルトガル)
国章をアイパッチにしている。以前は航海士として日本を含む世界中を旅し、多くの植民地を持っていた。趣味はサッカーで、隣国スペインの親友でもある。
ウクライナ
ウクライナの伝統的な花冠であるヴィノクを身につけた男性、あるいは女性。兄のロシアとは上手くいった試しがなく、現在でも兄弟の仲の悪さはファンアート内でも度々描写される。
ウクライナとは別に、ウクライナ蜂起軍(WW2時に独ソ双方に対して戦った武装組織)と呼ばれる上半分が赤、下半分が黒の国旗が特徴の人物が存在するが、作品によってはウクライナと同一人物であったりする事も稀に見かける。
ベラルーシ
ロシアの妹。マフラーを身に着ける事が多い。ロシア、ウクライナとは仲が良く、特にロシアに関しては某ブラコン妹が影響しているのか彼に一方的な愛情を抱いている事がある。
オーストリア
医師である一方で、場合によっては音楽家や貴族のような出で立ちをしている事も多々ある。また作品によっては眼鏡をかけている事もある。ドイツやスイス、ハンガリー、リヒテンシュタインとセットで描かれる事が多い。
ハンガリー
歴史的な背景から片目に眼帯、もしくは大きな傷を負っている事がしばしば。様々な事情から欧州連合を密かに敵視している。
現在はロシアと友好的な関係を築いているものの、冷戦中にソ連の影響下に入っていたのは事実で、かつて存在していた共産主義体制に対する深いトラウマは現在でも抱えている。
オーストリアやポーランドとセットで描かれる事が多い。
バチカン市国
一般的に教皇やカトリック系の聖職者が奉神礼・典礼・礼拝の際に使用する祭服を身につけており、頭にはミトラを被っている。世界最小の独立国という事から、小柄な体型である事が多い。
イタリアやサンマリノなどとセットで描かれる事が多い。
スウェーデン
ヴァイキングのヘルメットをよく被っている。争いを好まない謙虚な性格だが、かつてはヴァイキングとしてヨーロッパ中で暴れ回った元海賊。趣味は家具作りで手先が器用(おそらくIKEAがネタ)。また一部では派生元の影響で同性愛者として描かれる事もある。
フィンランド
(画像左がフィンランド)
パーカーやジャケットを身に着ける。ロシアと同じくしょっちゅう酔っ払っており、いつでもどこでもウォッカを手放さない。孤独を好む性格で、怒ると「ペルケレ!」(F〇ck相当語)と叫ぶ。ロシアとは犬猿の仲だが、エストニアとは恋人同士の関係。それ故か彼にはある疑いがかけられる事も…あったりなかったり。
解釈次第では凄腕のスナイパーになったりする。
エストニア
少女として描かれる事が多い。フィンランド以外の知り合いはあまりいない。穏やかな性格だが、歴史的な背景から暗く落ち込んだ性格になる事もある。またエストニアが世界有数のIT大国である事から、本人自身もプログラマーである事も。愛称は「エスティ」。
セルビア
(左側がセルビア)
筋金入りのケバブリムーバー。国章をアイパッチにしている。排他的で悲観的、短気な性格がほとんどだが、同時に賢明な人物としても描かれる。またユーゴ紛争など過去の出来事に対するトラウマも抱えている。
父親はユーゴスラビア、兄妹はクロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロである事が多い。
南北アメリカ
アメリカ
常に愛用のサングラスと、NATO(あるいは“Say hey if your gay”)と大きく書かれた黒いシャツを身につけている。アメリカ人特有のハイテンションで高飛車な性格である事が多い。
星条旗の星は多くの場合「50★」と省略される。ファンの解釈次第ではロシアと恋仲であることも。兄弟にカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、父親にイギリスを持つ。
カナダ
赤いチェック柄のシャツに毛皮製の帽子を常に被っている青年。優しく温和で恥ずかしがり屋な性格である事がほとんどだが、一方で斧や棍棒を振り回したりするなど猟奇的な一面を持つ(恐らくアザラシ狩りの事)。メープルシロップの生産が多いことから、メープルシロップを好んでいることが多い。ウクライナとは恋人同士である事が多い。アメリカを兄弟に、イギリスまたはフランスを親に持つ。
実は隠れてマリファナを吸っている。
メキシコ
ソンブレロ、ポンチョ、赤いスカーフを身に着ける青年。陽気な一方で無責任な一面もある。大好物はタコス。アメリカとは仲が悪い。父親にスペインを持つ。
アジア
日本
解釈次第で女子高生の姿であったり、成人男性の姿であったり、また猫のような姿であったりと、さまざまなバリエーションに富んだキャラクターの内の一人。
女子高生として描写される日本はアニメや漫画といった文化の影響からセーラー服に身を包んだ華やかな猫耳少女である一方、成人男性として描かれる日本は社畜である傾向が強い。PBと同様にやおいやHENTAIアニメなどはしばしばジョークのネタにされる。枢軸繋がりでドイツやイタリアとセットで描かれる事もある。
ちなみに怒ると刀を取り出す。
韓国
赤と青のパーカーに身を包んだ好青年。K-POPや韓流といった文化の影響から今時の流行を好む現代的な若者。また韓国が世界有数のプロゲーマー国家な事から本人自身もゲーマーである事が多い。ファンの間では「えすけー」という愛称で呼ばれる事も。
大韓帝国を父に、北朝鮮を兄弟に持っている。
北朝鮮
軍服を着ている事が多い。やたらと核兵器が好き。日本や韓国とは仲が悪いのかしょっちゅうそれを投げようとするが、大抵その前に中国や韓国に止められる。短気で閉鎖的な性格だが、解釈によってはツンデレな性格として描かれる事もある。韓国とは双子の兄弟。
中国
北朝鮮の親分として登場する事がある。チャイナ服を着ている事が多い。防塵マスクを身に着けている事も。非常に声がうるさく横柄な態度を取るが目上の者に対しては礼儀正しく対応する。日本とは腐れ縁。たまに糸目になったりする。
台湾
中国とは親子のような関係だが仲が悪い。誰に対しても親切でフレンドリーに接する。フルーツが大好物。
ベトナム
(右下の右から2番目がベトナム)
パーカーとジーンズを身に纏う青年。アオザイやノンラーを身に着ける事もある。楽観的で親切な性格だが、どんなに小さなミスも恐れる繊細な性格でもある。中国とは親子のような関係だが仲が悪い。
フィリピン
(真ん中がフィリピン)
右目が黄色のオッドアイの男性または女性。無邪気でかなりの自信家だが、麻薬中毒や過去の出来事に対するトラウマも抱えている。
裏の性格(?)は冷酷で、国旗は上下逆になっている。常に無表情で、服装も軍服(おそらくマルコス独裁がモチーフ)となっている。
モンゴル
ジーンズとシャツを着ており、人工毛皮の帽子を被っている。友好的だが、かつては大陸中で暴れ回った巨大帝国。趣味はアウトドア。
ロシアと中国の友人であり、草原と乗馬を好む。
カザフスタン
ウズベキスタン、キルギスの兄、ロシアの弟。背中に翼が生えている事がある。またPBの影響で輪郭が長方形になっている事も多い。ロシア、キルギスとは仲が良い。
歴史上の国々
ナチスドイツ
第二次世界大戦期のドイツ。ナチス関連の表現が規制されている場合はハーケンクロイツの部分は×印か他の記号に置き換わっている。服装は親衛隊風の制服を着ている事が多い。
ホロコーストが原因からか国や民族を次々と迫害し、虐殺するというCHの中でも凶悪なキャラとして扱われる。紳士的に振る舞う一方で非常に残忍で狡猾な性格という典型的なサイコパスキャラ。
最後は大抵ソ連に追い詰められてトドメを刺されるかあるいは拳銃で自らの頭を撃ち抜き自殺する(自殺についてはヒトラーの自殺が元となっているとされる)。
大日本帝国
第二次世界大戦期の日本。日本の先祖や父兄もしくは母や姉、または同一人物など解釈によって日本との関係が大きく変わる。常に軍服姿で、旭日旗で表現される(ただし旭日旗は厳密には国旗ではない)。
ほとんどの場合不気味な笑顔を浮かべながら刀を振り回し、殺戮を楽しむという危険極まりないキャラとして描かれており、ナチスと並ぶ凶悪なキャラとして扱われる。趣味は軍用機集め。
最後は多くはアメリカから原爆による攻撃を受けて力尽きる。
日独伊三国同盟を結んでいたせいかナチスを先輩と呼んでいる事がある。
日帝と省略されて呼ばれる事もしばしば。
イタリア王国
(右がイタリア王国)
第二次世界大戦期のイタリア。PBのようにアホの子で吞気な性格である事もあれば、性格の裏表が激しかったりサイコパスだったりと解釈が分かれる。ナチスに深く心酔しているような描写もちらほら見受けられる。イタリア社会共和国(もしくはファシストイタリア)というキャラも別に存在する。
ナチスや大日本帝国ほどの凶悪な性格で描かれる事はあまり見かけない。
ソ連
第二次世界大戦/冷戦期のロシア。ロシア(とその兄弟)の親として登場する事もある。右目には鎌と鎚が描かれた黒いアイパッチを着けている事もある。暴力的で目的の為ならばあらゆる犠牲も厭わない非情な性格だが、たまに面倒見の良い親らしい性格としても描かれる。
中華民国
(中央が中華民国)
第二次世界大戦期の中国。台湾とは別人として扱われる。しょっちゅう大日本帝国に斬りかかられたりと扱いは良くない。
ロシア帝国
第一次世界大戦期のロシア。ソ連(時代的にはボリシェヴィキ)と敵対している。国旗は1858年の配色である事が多い。鷲の紋章をアイパッチにしている事があるが、紋章は実際の国旗には描かれていない。
ロシアの祖父として登場する事もある。
ドイツ帝国
第一次世界大戦期のドイツ。作品によってはライヒタングルで表現される(ただしライヒタングルはドイツ帝国とは別のキャラクターである)。ピッケルハウベを被っている事が多い。ポーランドを見つけては襲い掛かる。
ドイツの祖父として登場する事もある。
オーストリア=ハンガリー帝国
第一次世界大戦期のオーストリアとハンガリー。両目に眼帯をしているデザインが多く、その場合盲目として描かれることもしばしば。
ユーゴスラビア
(奥側がユーゴスラビア)
冷戦期のセルビア。軍服を身に着ける。
セルビア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、スロベニア、北マケドニアの親として登場する事もある。
その他
まれに国際組織や地域(香港やグリーンランドなど)が擬人化される事もある。
国際連合
白または水色のシャツと黒いネクタイを着ており、黒または黄色のフレームの眼鏡を掛けている。純白の翼を持ち、オリーブの冠を被る天使として描かれる。またオリーブの冠は国連のエンブレムをかたどった光輪になっている事もある。非常に優しく穏やかで争いを好まない平和主義的な性格だが、世界平和を追求するために日々奔走するも空回りしてしまう事がある。
欧州連合
多くの場合ドイツとフランスの子供として描かれる。青いネクタイと茶色のスーツを身に着け、また黄金の翼と星の光輪を持つ天使として描かれる事も。基本的に優しい性格。