創作ファンタジー「ふらくたる - FRACTAL -」
樹海雲(a cloud of trees)の広がる
対象図形のような世界「ふらくたる」でのその日々の出来事。
魔法とか、
電気とか、
蒸気とか、
ゆったりとした世界・・・
「さよなら」の「昨日」。
「はじめまして」の「明日」。
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人がいて、
人じゃない人がいて、
竜がいて、
車もあったり、
TVもあったり、
天にも届く塔のような木があったり、
なんかごちゃごちゃした世界。
まるで際限なく続く「フラクタル幾何模様」のように。
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晴暦3099年のお話が語られるように。
「全ての主人公がモブであり、全てのモブが主人公でもある。」と。
「もし、全てが正義と称した時、全てが悪となりうる。」と。
「全ての主人公は主線を歩み、伏線もまた歩む。」と。
「もし、全てが幸せを求めたとしても、全てが幸せになるとはいえない。」と。
「忘れてはいけない。未来を望むこと。数年先、数日先、数分先、数秒先の未来を。」と。
そして、「その先の未来を探して」。