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SR47

えすあーるふぉーてぃせぶん

ナイツが生み出した拾い物上等銃
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経緯

「東側諸国や中東地域で活動するときに敵から奪った弾が使えたら素敵やん?」と言ったかは定かではないが、米軍特殊作戦軍(SOCOM)が戦地の米兵から寄せられた不満を元に、AK用の7.62mm×39弾が使用可能なM16系の自動小銃の開発をKAC(ナイツアーマメント)を含む数社に要請、KACで開発されたのがこの珍銃である。

2001年9.11同時多発テロ以降、SOCOMが ワルシャワパクト・スタンダード弾7.62×39mmを使用したAR-15ベースのライフルを、LMT、KAC、Robinson Armamentの3社に要求、提出されたサンプルの一つがこのSR-47である。AR-15のデザインに似せた造りにしたのは、米軍の採用しているM16A2と操作性を同じにする事によって訓練の短縮を図る事が目的の一つ。初期の段階でLMTは選考から外され、KACのSR-47とRAのRAV-02の2つに候補は絞られる。60日間のテストの後RAV-02がトライアルを制し、少数の兵による運用試験が開始された。しかし、テストプログラムはキャンセルされ正式な採用には至らなかった。
 後日、このRAV-02はRobinson Armament社により更に改良されてXCRとなる。そしてSPR-Vプログラムを経てSCARとして日の目を見る。(以上、Robinson ArmamentマネージャーAlex J. Robinson談)
また、7.62×39mmを使用する目的の一つに発射音がある。アルカイダ、ムジャヒディーン、タリバンと同じ弾丸を使用することにより、奇襲時に発射音による交錯効果を得て混乱させる狙いがある。当然であるが米軍の特殊部隊員は無線によるコミュニケーションとIRパッチの採用で混乱は最小に抑えられている。

性能

いわゆる「評価」というものは存在しない。
なぜなら結局完成はしたものの量産には至らず、試作品の7挺がSOCOMとKACによって保管されているのみだからである。
実用に至らなかった理由については、AR15系のデリケートな機関部が果たして現地調達された得体の知れない弾薬でまともに動作するのか不安があった、ともうわさされているが真偽は不明である。
そもそもAK-47そのものを持って行けばいいのに。
(最も、現地の弾も信用できないのであればその現地で使われているAKも信用できないのは想像に難しくは無いがそうであったとしても、ただノンリコやらのAKを持っていけば良い話ではありそうな気がしなくもないが)
M16/M4用のアクセサリはほぼ流用可能、AK用銃弾については弾だけでなくマガジンまで流用できるようになっており、RPK用のドラムマガジンまで使用可能。
また構造や全ての操作がAR15系と同等のため、これらの火器の使用に慣れた者であれば特に訓練無く使用できる。

SOCOMもまるで思いつきのようにこういった要望を出すし、作ったナイツもたまにノリだけでワケのわからん珍銃を生み出すので、この銃もそのひとつかもしれない。

ブルガリア陸軍対テロ特殊部隊「SOBT」が正式に採用している。ただこれがSR-47なのかは不明(後述の7.62mmAR-15である可能性がある)。自国のArsenal(アーセナル)の開発品を差し置いての採用なので評価はそれなりにあるものと思われる。

ちなみに最近のショットショーのKACブースで再び展示されたが、その際にレールはURX3に、ストック等がマグプルの物に交換され、KAC製762QDCサウンドサプレッサーが装着されるなど、最新の外見へとアップデートされていた。

エアソフトガン用コンバージョンキットも存在し、SR16等を組み込むことで電動ガンとして使用できる。
また、完成品である電動ガンも販売されている。
当然ながら、モデルとなった実銃より製造数が多い有様。

CatShitOneのアニメーションでメインキャラクターの一人が使用し、再び一部で脚光を浴びたが、登場した理由の一つにやはり「物珍しさ」があったとか。

その他の7.62mm×39弾を使うAR-15

7.62mm×39弾は比較的値段が安価なため、銃規制推進派の民主党政権のご時世もあって、SR-47以外にも7.62mm×39弾を使うAR-15は存在する。
まずはPWS社のMK107ディアブロ、7インチの銃身に7.62×39mm弾、マガジンはSTANAG規格のオリジナルである。
アメリカ大手のブッシュマスター・ファイアーアームズも7.62×39mm弾仕様のM4を製造・販売している。(マガジンはSTANAG規格のものを使用するので、ローアーレシバーは5.56mmのものと同一)
そして2014年6月のフランスで開催された国際兵器展示会「ユーロサトリ 2014」で遂にアメリカの大手銃器メーカーコルトディフェンス社から7.62x39mm弾仕様の「CK901」が発表され、現在入手可能な全てのAK用マガジンを使用することが出来るという。
2014年CMMG社がMK47を発表、ボルトを大きくして強度を上げたのが特徴。もちろんAKのマガジンを使用可能である。
これに続けとPSA社もKS47を発表。基本的にはMK47に似ているが、通常のAR-15ローアーも使用できるようになっている。
さらに2015年にはディフェンス・マーケット・グループがAKと同一の発射機構を採用したARAK21アッパーを発表した。「これこそAKでよくない?」と思うかもしれないがAKと違い発射可能状態でトリガー周辺に異物が入りジャムがおきる事が無かったり、AR-15の操作系をそのまま流用できるという利点がある、一番の利点はAR-15のロアーをそのまま使用でき、登録なしでそのまま持ち帰られるからであるらしいが

もっともARにAKの弾を使用する思想は最近の物ではなく、AR-10の時代にフィンランド政府の要請でAKの弾を使用するAR-10が開発されフィンランドと東ドイツで性能評価がされていたりとかなり古くからあったようである。

AR-15じゃなくてもいいよね?

とここまで来ると、別にAKの弾とマガジンが使えるならAR-15じゃなくてもいいんじゃね?という意見がアメリカでも出始めた。それまでにもAKの弾とマガジンが使える銃にH&K_G3の7.62×39mm弾仕様HK32が存在した。同銃もアメリカでクローンが生産されている。
事実2014年以降、ウクライナ内戦でのロシアに対するアメリカの制裁と合わせてAK人気に火がつき、アメリカでAKを製造・販売するメーカーが増え始め、ついにはカラシニコフ社の米国法人も誕生している。
その後、AKの問題点(撃ち止め時のボルトストップ機能やハンドガード、セレクターの問題など)を解決したAKハイブリットとでも言うべきライフルが登場し、民間市場で脚光を浴びている。
さらにあのSCARもSOCOMの改良プログラムの一環としてAK47の弾とマガジンを使う銃へと変えるパーツとしてSCAR47が作られている。

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