凸砂とは本来、狙撃用であるスナイパーライフルを使い敵に突撃して倒す戦法。
当然ながら、スナイパーライフルとしての設計を完全に逸脱した戦い方であり、ゲームゆえに可能とさせるシュールかつ無茶な行為である。
ところが、CoD:Mobile(以下Cod:M)においてはそれがどういうわけか日常茶飯事になっているため、特筆する。
蔓延する凸砂
当たり前のように蔓延っているどころか、正規の使い方をした人が暴言を吐かれるという本来あってはならないことが起きている。
運営も流石に特性を生かした戦い方をしてる人が叩かれるのを良くないと思っているのかは不明だが、スナイパーライフルのADSを下げるなどして突撃では使いにくく調整するなど対処はしている。
よく特攻させられるライフル達
スナイパーライフルの問題児・NA-45
そんなCod:Mにて更なる問題児が現れた。
そうそれは対物ライフルと言われてるNA-45である。セミオート2連射にして、1発目の直後に近くへ2発目を打ち込むことで爆発を引き起こす。正しい使い方をすればヘリを撃墜したり、ゴリアテに大きなダメージを与えるなどかなり貢献出来る。
登場当初はさほど問題にならなかったが、ある時期からこのNA-45が凸砂と組み合わされる戦法が流行し、遂にはNA-45のみを使い始めるプレイヤーが出てくる環境になってしまい、したがってどのマッチに行っても必ずNA-45を使うプレイヤーが現れるというとんでもない事態に発展。
流石に運営もこのままではマズいと見たのか、次回シーズンであるS4からスナイパー全般のADSの低下に加え、NA-45に関しては爆破範囲の縮小など大幅弱体化が入る事になった。
戦略を崩壊させるNA-45
間違った使い方を当たり前のように行い、それを流行らせるプレイヤーが出てくるのはゲームバランスを緻密に練らないと止められないのは仕方ない。しかし、NA-45の誤用に関しては、これを持って突撃し、敵の目の前で自爆をするという「自爆特攻」が行われるようになり、基本的な戦略を覆す結果に至ったことが大きな問題点となった。
主に敵が比較的1箇所に集まる「ハードポイント」「ドミネーション」で行われる事が多く、あまりもこのような誤用が多いため、遂には害悪指定されてしまう。
くれぐれも、スナイパーライフル自体、突撃して使うものでは無いということをしっかり頭に入れて使ってもらいたい。