赤土晴絵
あかどはるえ
概要
阿知賀女子学院のOG。現在は麻雀部の顧問で教え子たちを全国に導く。
学生時代からぱっつん+伸ばした髪を一部前に垂らす前衛的な髪形をしている。
キャラクター
阿知賀女子学院麻雀部の指導者。(新子憧以外は)公式戦の経験が無い生徒達をたった3ヶ月程度で奈良一位に育て上げ、インターハイに出場させた。相手校の選手のレギュラーでも知り得ない、本人ですら気が付いていない様な微々たるクセや特徴を見抜く事に定評がある。
インターハイ前には全国の都道府県大会準優勝校(全国大会出場校同士は試合をしてはいけないルールのため)と阿知賀の部員の練習試合を組み、マイカーで彼女らを各地へ連れて行った。
来歴
高校生時代
かつては阿知賀女子学院麻雀部のエースだった。当時の二つ名は「阿知賀のレジェンド」。
彼女が高等部1年生の時に奈良県内では無敗だった晩成高校を見事に打ち破り、無名の阿知賀女子が全国大会へ出場する事になった。しかし、全国大会準決勝で彼女の前に立ちはだかったのは茨城県代表校の小鍛治健夜だった。後に世界ランク2位にもなる怪物級の少女を前に、晴絵は大量失点を喫し、阿知賀女子はベスト8で敗北した。以来、彼女は一時的に牌に触れる事すら拒む程のトラウマを植えつけられてしまったのだった。
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日本最強VS阿知賀のレジェンドbyのぶたけ |
結局、インターハイの後、晴絵は暫くの間、麻雀から離れてしまい、麻雀部自体も自然消滅してしまった。
こども麻雀クラブ
トラウマからのリハビリがてら、母校の麻雀部の部室を使って地域の子供達の為の麻雀クラブ「阿知賀こども麻雀クラブ」を開く事になる。そこへ高鴨穏乃・新子憧ら地元の子供たちが集まり始める。原村和が来校した際は、そのロリ巨乳ぶりを見て『将来有望』と堂々とセクハラ発言をしていたり。
そんな折、晴絵に福岡の実業団・博多エバーグリーンズからスカウト(熊倉トシ)が来る。これを受けることで「こども麻雀クラブ」は閉鎖。再び麻雀部の部屋は閉ざされることになった。
顧問として
ところが3年後、そのエバーグリーンズは母体となっている会社の経営不振により廃部を余儀なくされると、彼女は再び故郷へ戻ってきた。結局晴絵はかつてのトラウマを完全に吹っ切る事が出来ず、廃部の情報にも感情を表すことはなかった。
故郷で出迎えたかつてのチームメイト新子望に母校の麻雀部復活を知らされ、部室にいたかつての教え子達にも出迎えられた。晴絵はかつて自分が歩んだ道を後輩達に歩ませるため、また準決勝の舞台に置いて来てしまった『何か』を掴むために、母校の指導者として奮闘することになる。