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CV:石塚運昇

概要

霧隠れ抜け忍

霧隠れの鬼人としてその名を轟かせた元霧隠れの暗部で無音殺人術(サイレントキリング)の達人。かつての忍者学校の卒業試験で同期の生徒を皆殺しにした過去を持つ。霧隠れの実力者・霧の忍刀七人衆の一人だったが、水影暗殺のクーデター未遂の末に、数人の部下と共に里抜けを行う。常に重量30㎏にも及ぶ巨大な大刀・『断刀首斬り包丁』を担ぎ、口を包帯で覆っており、残忍な表情の奥に大いなる野望を持つ。

得意な術

霧隠れの術、及び水遁系の術を得意としている。

忍術・体術・分析力の全てが優れており、はたけカカシとも互角に渡り合った。

腹心の部下、白の事は道具扱いしていたが、本当は忍としてのあるべき姿と純粋に自分を疑わず慕い、付き従う白への情とのジレンマに苦悩していた。

白との出会い

道のすれ違いざまに孤児だった白に言葉を掛けた事がきっかけ。後に血継限界の血族だと知り、それを利用すべく拾った。

白への想い、本音

白を道具としてしか利用せず、白もそれは重々承知の上「ずっとお側に置いて下さい」と忠誠を誓っていた。

だが、ガトーに白の死を愚弄された事と、ナルトの強い呼びかけによって自身が白のことを道具だと思っていなかった事を自覚した。

死に際には逝ってしまった白に対し、「今までありがとう…悪かったなあ…」と本音を露わにしている。

ちなみに、白は後の第四次忍界大戦で生き返った時に再不斬が自身の事を道具とは思っていなかった事をカカシに告げられ、驚いた様子で聞き入れ、再不斬へ感謝した。

ストーリーへの関わり

第一部

ガトーに雇われタズナ暗殺を請け負い、彼の護衛を担当する第七班と戦闘になる。

鬼人の異名に違わぬ実力でカカシを水牢に閉じ込めるも、ナルトとサスケの奇策により、術の解除を余儀なくされた。

その後、カカシの写輪眼に翻弄され、敗北する。抜け忍狩りを装った白により気絶させられ、一時退却。

再戦時は初戦時に得たデータを基に写輪眼を封じ、得意の無音殺人術でカカシを追い詰める。

しかし、カカシの「オリジナル忍術」により逆転され、再度敗北を喫した。

その直後、雇い主のガトーに裏切られ、白の死を愚弄された事に怒り、決死の特攻を仕掛ける。

ガトーの部下達の攻撃を受けながらもガトーの殺害に成功するが、自身も同時に力尽きた。

事態の終息後、カカシに白の隣に運ぶように頼み、涙しながら息を引き取る。

後に亡骸は白と共に波の国に葬られた。

第二部・第四次忍界大戦

第四次忍界大戦では薬師カブト穢土転生によって白と共に蘇生され、戦場でカカシやサクラと再会する。

ナルトが成長したことをカカシから聞き、既に“人間として死んだ”自分を止めるよう頼み意識を消される。

カカシの“雷切”を止めに掛かった(身代わりにさせられた)白ごと斬るも寸前でカカシを切断するには至らず、左腕を砕かれた上に“雷切”を受けて敗北し、布縛りの術で拘束・封印された。

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