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概要
ベル坊の侍女悪魔。左目を前髪で隠し、ゴスロリ服を着ている金髪の巨乳美女(それなりの巨乳である男鹿美咲が彼女を最初に見て言った言葉が「乳、デカッ」だったほど)。
大魔王ベルゼブブから「ベルゼバブを適当に人間に育てさせながら人間界を滅ぼせ」と命じられ、アランドロンと共に人間界にやってきた。男鹿の家族に初対面で三つ指をついて挨拶したことから「辰巳が妊娠させたマカオ人(「魔界」の聞き間違い)の彼女」と誤解されたが、何故かそのことは気にしておらず、そのまま居候している。
性格はかなりキツく、男鹿と張れるほどのドSでベル坊以外の人間には常に高圧的な態度を取る。当初はベル坊が男鹿に懐いたことを受け入れず、隙あらば男鹿を殺そうとしていた。現在は男鹿の強さを認めており、育ての親として足りないものが多すぎると指摘しつつも、もっと相応しい相手に出逢うまでは男鹿に親としての自覚を促している。ベル坊に対しては、義務というより保護者として忠誠を誓っている。
石矢魔の生徒からは「男鹿の嫁」と勘違いされており、「オガヨメ」と呼ばれている。手に持つ日傘に仕込まれた剣を武器にする。怪鳥「アクババ」を従える。
左目を常に前髪で隠しているのは、その高すぎる動体視力をセーブするためであり、髪を上げて戦闘した際には視認すらできないほどの速度で一方的に敵を叩きのめした。
聖石矢魔学園編以降は、男鹿の従妹で名門私立校出身という設定で聖石矢魔学園に転入する。また、バレーボールの試合の次の日に全力で早乙女と交戦するも、特殊な輪によって拘束されてしまった。
その後、焔王と接触。魔界の事情が変わっていることを知る。そして帰宅途中でヘガトスに邦枝を捕えられてしまい、男鹿とともに邦枝は救出するも自身はヘガトスの槍に腹部を貫かれ重傷を負ってしまった。
回復後は男鹿と行動を共にし、殺六縁起編では男鹿や古市共々ソロモン商会を滅ぼすべく渡米し、別居中で人間界で暮らしていた大魔王の妻=ベル坊の母親、アイリスと再会した。
その後も古市の台詞によれば男鹿やベル坊共々七大魔王の勢力調停に出席し、大魔王が託したある人物を後見していることが発覚した。そして最終回では男鹿の卒業式に顔を出している。