ちなみに「バガボンド（vagabond）」とは、英語で“放浪者”、“漂泊者”という意味である。
吉川英治の小説『宮本武蔵』を原作としているが、武蔵の実姉が描かれていなかったり、宝蔵院の老僧「日観」が胤栄となっていたり、胤舜に敗北したり、佐々木小次郎が聾唖者であったり、武蔵の百姓修行編が始まったりと、キャラクターや物語には井上雄彦独自のアレンジが大きく加えられている。
『モーニング』にて連載。
登場人物
バガボンド第1章・3章における主人公。
武蔵の幼馴染。第三の主人公。
武蔵と又八の幼馴染で、彼らの想い人である美女。
様々な有力な人物との人脈を持つ僧。
「武蔵の弟子」と名乗る少年。
又八の母親。
通称「死神」。鎖鎌を修得。
吉岡道場の当主。小柄で清涼な顔立ちの美男子。
吉岡四強の一人で、事実上、京最強の剣士。
清十郎の弟。長身で無骨な外見、極めて厳格で真面目な性格。
吉岡四強の一人。
宝蔵院流槍術の創始者。通称「大胤栄」。
宝蔵院流槍術二代目。
柳生新陰流の開祖。通称「剣聖」。
鎖鎌を操る盗賊。
本物の宍戸梅軒の遺児。
第二章における主人公。
鐘巻流の開祖。小次郎の育て親。
一刀流の開祖。小次郎を剣の道に導いた張本人。
飢餓に悩まされる村で会った孤児。後の武蔵の養子・宮本伊織と思われる。
武蔵が住み着いた村の百姓。ひねた変わり者だが、武蔵の農業の師となる。
