CV:中村秀利
概要
超多忙で世界中を飛び回っており、第33話で初登場した時は、日本に帰国するのが3ヶ月ぶりであった。その際に、急用ができたからと、翌日の某国大統領との晩餐会をぽんとありすに任せるほど、娘には全幅の信頼を置いている。
ありすの母である妻も、世界的なオペラ歌手である為、滅多に会えていない様子。
ありすから初対面である剣崎真琴と円亜久里を紹介されたときには「美人ぞろいでユニットデビューさせたい」と、親バカともリップサービスとも取れる冗談を言っているが、後述の通り、人を見る目は確かなものがある。
幼少時のありすは体が弱く、屋敷の外で遊ぶことを禁じていたが、ありすはこっそり忍び込んできたマナと六花に誘われ、セバスチャンが黙認した事もあって、密かに屋敷を脱け出して外で遊ぶようになっていた。
しかし、雨の中で3人で秘密基地を作っていたことでありすが熱を出してしまう。その事でありすが外を出歩いていることが発覚してしまい、ありすのためにと海外での療養を決めたが(「悪い友達」であるマナと引き離す意図もあったと思われる)、出発の日、ありすはマナと六花の手引きで屋敷中を逃げ回り、自分の意志で父に反抗する。
いつの間にか元気に走り回れるほど健康になっていて、なおかつ自分の言葉でマナ達をかばったありすの意外な成長に感服した彼は、そのきっかけになったのがマナ達だと悟ってありすの海外渡航を取り止め、そのまま日本に滞在してマナ達と一緒にいる事を許した。
帰宅してすぐヘリコプターで出発したところを、マーモの襲撃でパイロットがジコチュー化されて気を失い、ピンチに陥るが、キュアロゼッタに変身したありすに救われる。
プリキュアがジコチューを撃退した後、改めて出発する時、ありすに「笑顔を守るのもいいが、あまり危険な真似はしないように『キュアロゼッタ』に伝えてくれ」と言い残した。世界を相手にビジネスを展開する多国籍企業集団CEOの眼力は、ロゼッタの正体が愛娘だと見抜いていたようである。
名前の由来は田中星児から。
余談
第5話で六花が「科学捜査班出動させちゃったの?!」という台詞を発しているが、星児を演じた中村秀利は「ニューヨークCSIチームの主任」であるマック・テイラーも演じていた。偶然にせよ意図的にせよ、恐ろしい人である。