「またダメだったよ」
「声がデカいうるさいキモい!! 何度も言わせるな!」
「でもまぁ夏は嫌いかな」
プロフィール
概要
この名前は5月28日頃更新のメカクシ団公式サイト(外部)で明かされた。
もともと「カゲロウデイズ」の動画に彼女は登場していないため、「コノハの世界事情」のPVで初めてその姿が明らかになった。
肩出し七分丈の黒いシャツに、ピンク色のチュニックを着て黒いレギンスを履いている。
前髪はぱっつんで、黒髪のおさげ。
人物
小学生でありながらかなりの美少女で、地元の村のアイドル的存在。
その人気たるや巷で「この村の男子は朝比奈日和に恋をして、やっと大人になれる」「石を投げれば朝比奈ファンに当たる」と言われるほどで、親衛隊やコアな男子ファン(通称アサヒナー)まで存在する。
しかし、本人はそのことに興味はなく、非常に我が儘かつ自分勝手で気分屋な性格。
顔に似合わず口もかなり悪く、自分を好いている男子に対しても「キモい」「邪魔」などと容赦がない。
大人に対してもはっきりと意見が言えるようで、相手を引かせるような強い口調で人を動かした。
その強かな態度から、ファンからは「ヒヨリ様」と呼ばれることが多々。
田舎の中でもトップ3に入る富豪の娘で、アヤノの母であるアヤカの妹。つまりケンジロウの義妹で、血縁上、年上であるアヤノの叔母にあたる。
ただし、自分が生まれるずっと前に家を飛び出した姉とは一切面識がなく、姉の葬儀の時に初めて関わったらしい。
人気アイドル如月モモの大ファンで、彼女の話の際には普段のキツイ態度から一変、目を輝かせて「ホント可愛いんだよ!?」と力説するほど。
また、猫も大好きらしく、撫でようとしたり、追いかけたりと年齢相応な面もある。
夏休みを前に義兄のケンジロウから連絡が来て、彼の教え子であるモモからサインを貰っておくから御盆に都会に遊びに来るように誘われる。そこで彼女は自分に惚れ込んでいる同級生の一人であるヒビヤを「荷物係」に任命し、モモのサインを目当てに親に内緒で都会を訪れる。義兄のケンジロウからかつて姉一家が住んでいた家を自由に使っていいと言われ、そこに居合わせたコノハに一目惚れをする。
しかし滞在中、ヒビヤと共に街を歩いていたとき、勢いあまって赤信号の横断歩道に飛び出してしまう。
彼女を助けようとしたヒビヤと共にトラックに跳ね飛ばされ、「カゲロウデイズ」に接触してしまう。
気の遠くなる程に8月15日の事故を繰り返していく中、選ばれたヒビヤが『目を凝らす能力』を得てコノハと共に現実世界に脱出したが、ヒヨリはそのまま行方不明になる。
年齢について
小説では小学生としか明言されておらず、如月シンタローからは「10歳くらい」と称された。
しかし「コノハの世界事情」のPVをよく見ると「11歳の少女が死亡した」という報告文書が見られる。
このことから8月時点のヒヨリは11歳で小学6年生(3月生まれなため)、同級生のヒビヤも同い年(11月生まれなため)だと考えられる。
能力者説
カゲロウデイズに迷い込んだ2人のうち、“選ばれて”脱出したのはヒビヤの方だった。
その際に彼は「目を凝らす」能力を手に入れたため、ヒヨリは能力を持たないと思われる・・・・・
が、
「アウターサイエンス」のMVでメカクシ団メンバーがそれぞれ現在の姿とカゲロウデイズに干渉した当時の姿で対比される場面があるが、ヒビヤの対比相手は一番関連の深い彼女となっている。
その際、既に能力が判明しているメンバーや「ロスタイムメモリー」で能力があることが示唆されているシンタローだけではなく、なんとヒヨリまで目が赤くなっている描写があった。
PVでの描写自体は一瞬のごく僅かなものであり、単純に演出の関係という可能性も無いわけではないが、それまで能力がある素振りの一切が無かっただけに一部では考察対象となっている。
ちなみにCD「チルドレンレコード」のジャケットでは、能力の持ち主たちが瞳か眉が赤くなるという演出がある中、現段階で能力を持たないとされるシンタローとヒヨリは黒のままになっている(当時はネタバレになってしまうアヤノは瞳が見えないようになっている)。
余談
現在は「想像フォレスト」等のPVを担当しているわんにゃんぷー氏がかつて投稿した「【手描き】カゲロウデイズ【自己解釈PV】」という動画にも少女が登場しているが、
こちらはわんにゃんぷー氏が自己解釈の際に独自に考えたキャラクターであり、ヒヨリではない。キャラクターデザインも異なる。
「コノハの世界事情」のPVに登場している方の少女が、じん氏公認の「ヒヨリ」である。間違えないように気をつけよう。
関連イラスト