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ピンポンの編集履歴

2014-04-04 21:55:56 バージョン

ピンポン

ぴんぽん

週間ビッグスピリッツで連載された松本大洋による漫画作品、またはその映画。

概要

「全身の細胞が狂喜している。加速せよ、と命じている。加速せよっ…加速せよっ!!

目には映らない物、耳では聞こえない音、集中力が外界を遮断する。膨張する速度は静止に近い。奴は当然のように急速な成長を遂げる。反射する頭脳、瞬発する肉体…次第に引き離されてゆく…徐々に置いてゆかれる感覚。優劣は明確。しかし、焦りはない。全力で打球している。全力で反応している。怯える暇などない。…(中略)此処はいい…此処は素晴らしい。」


'96年連載開始。

マンガの革命家・松本大洋の代表作の一つ。

単行本の帯コピーは「274cmをとびかう140km/h、地上最速の球技、卓球!!」

卓球の天賦の才をもって生まれた、クールで生真面目なスマイル(月本)と、明るく自由奔放なペコ(星野)を中心に、2年連続でインターハイ個人王座に輝いたドラゴン(風間)、人一倍の努力家だが才能がないアクマ(佐久間)、中国で好成績を残せず日本で再起を賭けるチャイナ(孔)たち高校生の挫折と勝利の青春を描く。

卓球という競技そのものや、スポ魂ジャンルにおける従来のイメージを大きく変えることとなった名作。


松本の洗練された描線と卓越した画力、複雑な視点移動を用いたコマ割りによって生まれる

動画のような躍動感とスピード感が特徴である。

ストーリーや台詞、効果音の描写など、至る所に松本の強い作家性を感じられる。


メディアミックス

2002年に実写映画が公開。

原作の世界観や演出を忠実に再現して大ヒットを記録した。

漫画の実写化としては非常に珍しい、原作ファンにも支持された映画作品である。


また2014年4月よりフジテレビノイタミナ枠でアニメが放送される。

監督は『四畳半神話大系』の湯浅政明。アニメーション制作はタツノコプロ


4月1日のエイプリルフールネタでは、公式サイトがオババがセンターに立つビジュアルに変わり、卓球戦闘民族襲来・失われた七つ目のピンポンボールを探すというあらすじに。それに合わせてキャラ紹介も若干変化した。

タイトルデザインと言いPVでナレーターを務めるオババの口調と言い(というか中の人同じ)、完全に某国民的人気アニメのパロディである。


登場人物

ペコ(星野裕):窪塚洋介片山福十郎

スマイル(月本誠):ARATA(現井浦新):内山昂輝

アクマ(佐久間学):大倉孝二木村昴

チャイナ(孔文革):サム・リー文曄星

ドラゴン(風間竜一):中村獅童咲野俊介

オババ(田村):夏木マリ野沢雅子

小泉丈竹中直人屋良有作

キャプテン大田:荒川良々

真田:末満健一

猫田修二:虎牙光揮

海王の監督:平岡義博(映画において、卓球の技術指導を担当したコーチ本人である)

孔のコーチ:翁華栄

ムー子:三輪明日美

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