わざデータ
| いりょく | 90(第2・3世代)、120(第4世代～) |
|---|---|
| めいちゅう | 100 |
| PP | 15 |
| タイプ | ドラゴン |
| わざ分類 | 特殊(第2・3世代)、物理(第4世代～) |
| 攻撃範囲 | 相手ランダム1匹 |
| 直接攻撃 | 〇 |
| 備考 | 2～3ターン暴れた(攻撃した)後、こんらん状態になる |
| 英語名 | Outrage |
概要
初登場は金銀。
技名の由来は竜の顎部分に付いた触れると怒って暴走するとされる逆向きのウロコ「逆鱗」から。
実は金銀当時はカイリュー系列専用技だったのだが完全に黒歴史と化している。
おそらくデメリットに釣り合わない微妙な威力と、このころはまだドラゴン技が特殊扱いでカイリューの攻撃が生かせなかったというのもあるだろう。
第3世代でもノーリスクで威力の安定したドラゴンクローがあったせいで立場がなかった。
この技が注目されだしたのは第4世代。
げきりんの仕様が物理に変更され、威力が90から120に上昇した事で物理寄りのステータスを持っていたドラゴンタイプの多くが覚醒。
半減されるのが鋼タイプしかないため、一度発動したげきりんは並大抵のポケモンでは受けることさえままならない。
その中でも特に抜きん出ていたのが新ポケのガブリアス。
ガブリアスの場合、げきりんを半減する鋼タイプに強いじしんをタイプ一致で打てるのも大きい。
高水準の強さ、速さ、硬さを備え現在もトップの使用率を誇るガブリアスのげきりんは多くのプレイヤーを畏怖させた。
げきりんと言えばワダマンダ事件も有名だろう。この事件がPtでの教え技化によるげきりん安売りの原因とも言われている(ボーマンダもこの時期げきりんを習得した)。
教え技化した事でドラゴンタイプ以外もげきりん覚える事が出来るようになった。
そんな強力な技ゆえに対策も取られがちで、一度技を発動させると行動を選べなくなる点を逆手にとって、鋼タイプの交換の機転にされやすい。
なのでげきりんを使用する際はどのタイミングで撃つかを見極める慎重さも必要になってくる。
特に怖いのがエンペルト。交代読みでげきりんを受けられた後、れいとうビームが飛んでくるなんてことも珍しくない。
メタグロスのれいとうパンチなんかも注意が必要である。
さらに第6世代から登場したフェアリータイプはドラゴンタイプの技を無効化するため、ドラゴンタイプがフェアリータイプを相手にした場合、対策無しで挑めば相手はノーダメージのまま一方的にやられる事が起こり（はがねタイプなら半減されてもダメージ）、ドラゴン使いはこれまで以上の注意が必要となる事が確定した。
もっともフェアリーの場合、死に出しはともかく交換で出てきた場合はげきりんが解除されるため、はがねよりは楽な部分はあるかもしれないが。
このような事もあり、使うのはなるべく相手の選出が割れてからの方がよい。げきりんとは別にドラゴンクローやりゅうせいぐんなど別のドラゴン技を入れるのも手。
関連タグ
げきりん違い
