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ボーイング767の編集履歴

2014-05-06 00:27:13 バージョン

ボーイング767

ぼーいんぐせぶんしっくすせぶん

ボーイング767とは、アメリカ・ボーイング社が製造する中型ジェット旅客機である。

概要

ボーイング社が開発した中型ジェット旅客機。

分類としては「セミワイドボディ機」に当たる。

セミワイドボディとは「機内に通路が2本あるけど大型機用の貨物コンテナが積めない機体」である。


お手頃サイズ(200~300人乗り)で乗務員2名で運航することができる、さらに後継機であるはずの787の生産の遅れもあって、一部の航空会社では767で767を置き換えるなんていう事例もあるとか。って、それどこの0系


日本においては777や737と並び国内線の主力として縦横無尽の活躍を見せている。

イメージでは747や777でも、実際にお世話になるのはこいつだという人も結構多いはず。


機体

機体は「セミワイドボディ」と呼ばれる、ワイドボディ機よりも少し細身の胴体となっている(乱暴に言っちゃえば、ユニクロの「スリムフィット」みたいなもんである)。

このため機内は通路が2本あるが、大型機用の貨物コンテナを搭載できない。

エコノミークラスの座席は2+3+2の配置となっている。747とか777の3+4+3に比べると少ないが、これは「ミドルマンの悲劇」を最小限に食い止めるためのデザインである。

ミドルマンの悲劇ってのは要するに「3列以上の座席だと、中の列を引き当てちゃった人ってなんか貧乏くじじゃね?要するに真ん中の列って地雷じゃね?」ってことである。そりゃだれでもできれば外が見える窓側の席か、或いは何かと使い勝手のいい通路側と取りたいだろう。そういえば、かつて日本の航空会社ではDC-10辺りで「2+5+2」という狂気の配置があったような気がするが…ミドルマン3列とかどんな嫌がらせだよ…

その「地雷」を最小限に抑えるために2+3+2の配置が採用された。

コクピットの機器は兄弟機である757と共通性を持たせ、僅かな講習のみで乗り換えることが可能とされている。(というより、757はいわば「ナローボディ版767」といえる機体である)

エンジンはゼネラル・エレクトリックCF6/プラット・アンド・ホイットニーPW4000/プラット・アンド・ホイットニーJT9D/ロールス・ロイスRB211を選択可能。このうちJT9Dは747の初期モデルにも搭載された、古い世代のエンジンというのが興味深い。

推力は25t前後であるが、機体の規模からするとかなり大きな推力になるとされている。


777との関係

今では747の事実上の後継機として世界中を飛び回っているB777、こいつは実は「B767の拡大版」的な存在である。(開発時のコードネームは767X)

つまり、乱暴に言えば

  • B757:767のナローボディ(通路1本)版
  • B777:767の大型版

である。


関連項目

飛行機 旅客機

ボーイング

ボーイング757 ボーイング777:(ほぼを含めた)兄弟機。

ボーイング787:後継機。

エアバスA300:競合機。

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