CV:堂ノ脇恭子
概要
愛乃めぐみの母親。
めぐみと瓜二つの顔立ちで、ママキュア恒例のおおよそ中学生の娘がいる母親とは思えないほど若々しい容姿をしている。
今までのママキュアと比べて特徴的なのは見た目でなくて気も若いことで、「おばさん」と呼ばれる事に抵抗がある模様。
性格もわりと子供っぽいところがあり、もしかすると見た目だけでなく実年齢そのものが若い可能性もある(低年齢出産)。
得意料理はクリームシチューで、「またクリームシチューにしちゃおうかな」と言っていることからかなり頻繁に作っている様子。
また、自家製のジャムも作っており、パンケーキに非常によく合うとか。
夫は単身赴任中であるらしく、隣家の相楽家も母親が長距離トラックの運転手で不在がちということもあって、誠司と真央の兄妹をよく夕食に招いている。
その相楽家の母親である寛子とは親友同士というべき間柄のようで、めぐみが生まれる前からの付き合いの様子。
相楽家の子供たちはかおりにとっては家族同然であり、誠司と真央にとってもかおりはもう1人の母親である。
めぐみも小さい頃からそういう環境で育ったため、誠司は「きょうだい」であって異性の友人という意識がない。
体質について
人前では元気そうに振舞っているのだが、実は生まれつき身体が弱く、無理をすると寝込んでしまう。
めぐみの発言から、薬をたくさん飲まないといけないことが判明している。
めぐみがプリカードを全て集め、叶えたい願いも、母親の病気を治したいというもの。
裏を返せばそれだけ治療が難しいとも取れる。
このことはめぐみだけでなく誠司も気にかけているようで、彼がめぐみのプリキュア活動のサポートに名乗り出たそもそもの動機は「めぐみのことがかおりさんにバレると心配をかけてしまうので、自分がめぐみの秘密が漏れないように見張らなくちゃいけない」という部分が大きかったようだ。
プリキュアシリーズではメイン主人公の親にあたるキャラクターは「子供が100%頼ってもいい存在」という安心感を強調するためか、心身ともに健康でバイタリティあふれるキャラクターとして描かれていた。
死の予感を連想させ、子供の方が支えてあげようという形に描かれたのは本作が初である。
(もっとも、メイン主人公以外のプリキュアの親ならば、死別してる者もあれば悪堕ちして敵対する者まで様々なタイプがいる。親ではないが兄が病弱のパターンもあった)
中の人
CV担当の堂ノ脇恭子はおジャ魔女どれみシリーズや明日のナージャなど過去の同時間帯の番組には出演しているが、プリキュアシリーズには本作が初出演。
関連タグ
星空育代・・・顔立ちが娘と似ているママキュア繋がり。どちらも主人公の母親であり、髪色なども心なしか似ている。ちなみに育代さんの中の人は本作では敵の首領である。
水瀬秋子・・・同じく子持ちとは思えないほど若々しい母親繋がり。加えて自家製ジャムを作っている点も共通だが、こっちのジャムは劇物レベルのシロモノ。ちなみに前述の育代さんの中の人はこの人の娘も演じており、何とも意味深な関係である。