増子美代
ますこみよ
CV:小島幸子
概要
世界中のプリキュアの活躍を報道するテレビ番組「プリキュアウィークリー」の看板キャスター。
自らレポーターも務め、プリキュアにインタビューをしたり、積極的に取材活動もおこなっている。
番組での名乗り口上は、
「みんなに伝えたい! 私が伝えたい!
ご存じ! 『プリキュアウィークリー』看板キャスター、増子美代!
続けて読めば~マスコミよ!」
であり、メイン画像のように左手で「3」、右手で「4」の「みよ」を示す決めポーズを取る。
不屈のジャーナリズム
サイアークが出現しても全く動じることなく車で現場に急行し、ハンディカメラを片手にプリキュアの活動を撮影、敵幹部にインタビューを敢行するなど、いろいろな意味でマスコミ魂の見本のような人物。
ただし、自分で自分の顔を撮影して一緒に映るなど、やたら自己主張の激しいところがある。
第14話では世界各地のプリキュアがプリキュアハンターに倒されるというニュースを嬉々として伝えていたなんというマスゴ…マスコミの鑑であろうか・・・。
彼女の役目
第16話では遂に、巷で評判のハピネスチャージプリキュアの正体暴きに乗り出す。彼女らの活躍がぴかりが丘中学周辺に集中していることから、この中学校内にプリキュアがいるはずという鋭い推理を披露し、強引な突撃取材でめぐみ達を慌てさせる。
だが、かつてとあるプリキュア(キュアテンダーか?)に助けられて以来、真摯な憧れと、プリキュアになりたいという情熱を持っているという告白を聞いためぐみは、自ら正体を明かして「プリキュアになれるよう神様にお願いしてみる」と安請け合い。しかしブルーに頼み込んで愛の結晶をもらったものの、結晶は光らずプリチェンミラーは生まれなかった。
そして失意のさなかに偶然出会ったナマケルダによって、サイアークを誕生させられてしまい、プリキュアになるどころか逆に戦う羽目になってしまう。プリキュアの情報を熟知しているがゆえに、攻撃がすべてかわされてしまうという皮肉な事態になるが、初登場フォームのココナッツサンバには対応できず浄化された。
落ち込む彼女だが、相楽真央や子供達の応援で笑顔を取り戻し、ハピネスチャージプリキュアの正体も発表することなく自分の仕事に戻った。その姿を見てブルーもなぜ愛の結晶が輝かなかったのかの理由に気付いていた。彼女はプリキュアの活躍を世界中に伝えることで、人々に勇気と希望を与えるという役目を、既に担っていたからなのでだった。
プリキュアマスコミ娘の系譜
彼女が初登場した際に「強烈すぎる個性」に驚きを隠せなかった視聴者達であるが、同時に「ある事」を思い出した。
「この見た目に行動パターン、どっかで見たことがあるような…?」
そう、遡ること7年前に「当時活躍していたプリキュア」を取材したがっていた「名前や顔はもちろんのこと、行動パターンや決め台詞まで酷似している娘」がいたからだ。とても偶然とは思えない。
しかし、現段階では公式の発表が無いため「彼女と血縁関係がある」のか「他人の空似」なのか、はたまた「本人であるが、大人の事情で別の名前を使っている」のかは不明である。
なお、担当声優の小島幸子は『ハートキャッチプリキュア!』で多田かなえを演じていたが、彼女もプリキュアをスクープしたいという願望を持っていた。
ハピプリは「プリキュア10周年記念作品」であり「過去作へのリスペクトが随所に見られる」ことから、増子美代もこの2人の存在をリスペクトして生まれたキャラなのであろうか…?
関連タグ
森山ホナミ…「未来戦隊タイムレンジャー」の登場人物。女性でマスコミ関係の仕事をしている上、メインであるタイムレンジャー達と絡む機会が多かったなど、共通点が多い。
ティナ…「かつての30分後の作品(ただし他局)」に登場する、ノリと役割が似ているキャラ(アニメオリジナル)。中の人は「花咲つぼみ」こと水樹奈々である。