曖昧さ回避
- 日本の地名および山名。
- 神奈川県の衣笠山から名前をとった日本の重巡洋艦。本項で解説。
- 上記の重巡洋艦を擬人化した『艦隊これくしょん』に登場する重巡洋艦娘。本項で解説。
- 日本人の姓の1つ。またはキャラクター名の一部。
衣笠(重巡洋艦)
大正12年度艦艇補充計画に則って建造された青葉型重巡洋艦の2番艦。
1924年10月24日、川崎重工業神戸造船所で起工し、1927年9月30日に竣工した。就役後は第2艦隊第5戦隊の旗艦任務に就く。
翌年には水上機用の圧搾空気式カタパルト『呉式1号1型射出機』が帝国海軍で初めて搭載された。しかしこのカタパルトは連続使用が不能な上、航空機をなんとか打ち出せる程度の性能しか有していなかったため、1937年12月からの近代化改装の際に火薬式の『呉式2号5型射出機』に取り換えられている。
太平洋戦争開戦後は第6戦隊の3番艦として、同型艦の「青葉」や準同型艦の「古鷹」・「加古」と共にグアム島攻略、ウェーク島攻略、珊瑚海海戦などの激戦に参加している。1942年8月の第一次ソロモン海戦では僚艦と共に連合国艦隊の泊地に突撃し、米軍の重巡3隻を轟沈、1隻を大破させる大戦果を挙げた。だが本艦も左舷側にダメージを負った上に、帰投中に「加古」が潜水艦の雷撃を受けて轟沈してしまう。
10月のサボ島沖海戦では、駆逐艦「初雪」と敵航路の後方に回り込んで重巡1隻、軽巡1隻と交戦しながら、艦隊からはぐれた米軍の駆逐艦「ダンカン」を轟沈させている。しかしこの海戦で第6戦隊は壊滅的ダメージ(「青葉」が敵艦隊を誤認したために集中攻撃を受け大破し、「古鷹」が身代わりになって青葉を離脱させたために轟沈)を受けてしまい、解散の上で「鳥海」率いる第8艦隊に編入されることになった。
そして1942年11月13日未明、第三次ソロモン海戦に参加するために僚艦と共にショートランド泊地から出撃した直後、ガタルカナル島ヘンダーソン基地の戦闘機隊及び空母「エンタープライズ」の艦載機部隊からの猛攻を受け轟沈した。
衣笠(艦隊これくしょん)
データ
概要
2013年7月24日のアップデートで「登録ユーザー数20万人突破記念」として追加された青葉型2番艦。
彼女が実装された事により、任務内容に新三川艦隊の編成と出撃が追加された。
その性格はアクティブな青葉からマスコミ成分を抜いたような感じで、気さくな同僚のようなノリで提督に接する。また肉食系女子らしく、あんまり触ってると逆セクハラされそうになる。
性能としては旧式艦なので高雄型などに比べるとさほど高くはないが、その分燃費がいい。飛行機が怖いというのは、前述の通り艦載機に沈められたため。
ちなみに中破するとオレンジ色の下着がまる見えになるという重巡では珍しいくらいにサービスする。肉食系の彼女と言えどもさすがに恥ずかしいらしく、顔を真っ赤にしながら珍しく敬語を使って「…提督…あのぉ…見ないでくれます？」と頼んでくるので、できれば見ないであげてください。
衣笠改二
2013年11月13日、史実で彼女が沈んだ71年後の同日のオンメンテにより、衣笠改二が実装された。
改造必要レベルは55と、やはり改二の例に漏れず高め設定である。
肝心の能力値はというと…
…と、索敵と運以外は重巡の中でハイスペックな利根型・高雄姉妹よりもまだ僅かながら劣ってしまっている。だが見ての通りいずれも微差であり、改の時点より大幅に能力が向上している。
だが、注目すべきはその能力の高さだけではなく…
これだけの能力向上にもかかわらず、消費資材は改と比べて弾薬が+5（1戦闘あたり+1）されただけという、その燃費の良さ。性能も相まって、非常にコスパが良好である。
また、彼女を改二まで改造すると、何と開発不可の激レア装備「20.3cm(3号)連装砲」を持ってきてくれる（彼女以外からは三隈をLv30まで育てて改造するしか入手手段はない）。
重巡の中では比較的レアなだけあって、彼女を所持していないという提督も結構いるはずである。もし彼女と出会うことが出来たなら、是非とも改二まで育て上げて欲しい。
あとイラストの表情がヤツに似ているとの評判である。
