ミュータント
みゅーたんと
ミュータント(Mutant)とは、『突然変異』を意味する英単語。フィクションでは、科学によって人類を超越した能力を手にした存在を指す言葉。
概要
フィクションではSF・ホラー・ファンタジー作品などで用いられる超能力者、新人類、また広義では超人という意味で用いられる単語である。
多くは科学の力が関わっており、遺伝子の変異などで特殊な超能力の会得や人外への変身が可能となる。
代表的なものでは“ミュータント”という単語を世に広めた『X-MEN』や『ミュータントタートルズ』が挙げられる。
常人から逸脱した能力を持つ一方、『X-MEN』では同時にミュータントは普通の人類から差別されている存在としても描かれており、「人と人とはわかり合えないのか?」という深いメッセージも込められている。
日本の創作作品でも同様に、ミュータントという存在は「生体兵器」や「モンスター」の類として用いられることが多く、おおよそ人間同様の扱いを受けている存在は少ない。
外見も様々で、人間とほとんど変わらない容姿のものもいれば、他の動物と混合された半人半獣のようなもの、中には人間性や知性が欠片も感じられないグロテスクな容貌の化物もいる。