伊勢(艦隊これくしょん)
いせ
「他の用例? 伊勢の項目を参照しましょ」
概要が重いかって?全然!
戦艦伊勢をモチーフとした艦娘。姉妹艦に日向が居るが、その関係は姉妹と言うより仲の良い友人。また、ゲーム中では特に言及されていないが、扶桑型戦艦を改良して誕生したという経緯から、扶桑・山城とも一応は姉妹になる。
その性格は穏和でどこか抜けている大人のお姉さんと言った感じであり、二次創作等でもそのように描かれる事が多い。
レベルが10に達すると史実と同様に航空戦艦として改装する事ができる。
だが、他の艦娘の改装とは異なり、戦艦から航空戦艦への改装は純然たる強化ではなく戦艦の売りの1つである火力が下がってしまう(主砲を一部撤去するので当然だが)ので注意が必要。
ただし、伊勢型に関しては対空および回避が非常に高くなるので、その点を活かせば他の戦艦とは差別化が可能。
ついでに弾薬量が15も下がる。(120→105) もちろん戦艦中では最少。(他の航空戦艦3人にも言える事だけど)
開発し過ぎて弾薬が乏しい場合に優しい子だったりする。
なお、大破着底こそしたものの戦後まで生き残った艦であるため、運のステータスが高めに設定された幸運艦でもある。
ファミ通の公式四コマでは、吹雪をはじめとする駆逐艦娘達の教官として高い頻度で登場するが、海上演習に水着で来たり、しょっちゅう日向に構ってもらおうと甘えたり、と言った感じで回を重ねるごとにギャグ要員となりつつある。また、艦種は最初から航空戦艦となっているが、第20話では支援艦隊任務を行うために46cm砲をガン積みしていた。
第35話では鳳翔特製花見弁当のボーキサイト入りおにぎり(空母娘用)を普通に食べていた。(吹雪は固くて食べられなかったが)因みにボーキサイトは人体に有害な物質である。
来世、ふふ…日向がびっくりしちゃうかな?
さて、第二次世界大戦では呉でその生涯を終えた彼女だが、2011年3月16日、海上自衛隊第4護衛隊群に1隻の護衛艦が就役した。DDH-182・ひゅうが型護衛艦2番艦「いせ」である。奇しくも呉基地を拠点とする第4護衛隊群に彼女は戻ってきた。
2013年11月、台風30号によって甚大な被害を受けたフィリピン・レイテ島を救援するためにサンカイ(現地語で友達)作戦が発動。「いせ」は同じく呉基地を拠点とする輸送艦「おおすみ」・補給艦「とわだ」と共に、かの激戦が繰り広げられた因縁の地で救助活動を行うために派遣された。そして帰国後の2014年1月10日、先代が力尽きた三ツ子島海岸付近にて帰国の報告を兼ねた、戦艦伊勢の洋上慰霊式が執り行われた。
余談?ふーん?
勘違いされやすいが、立ち絵で胸の辺りに描かれている砲塔は胸部でなく左腕に装着されている。改装すると代わりに甲板が装着されるため分かりやすい。ちなみに日向は左半身を奥に向け、肘を曲げて砲塔を上向きに構えるポーズをしているため、分かりやすい。