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84ゴジラの編集履歴

2014/07/15 21:41:55 版

編集者:PencilMan

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正式なタイトルゴジラだが、便宜上記事名の他に「ゴジラ'84」などとも呼ばれる。

概要

昭和のゴジラシリーズをリブートし、新たに製作されたシリーズの1作目(そのため、この作品では過去のゴジラ出現は'54年だけということになっている)。

公開されたのは1984年(**昭和**59年)だが、1995年の「ゴジラVSデストロイア」まで続く「平成ゴジラシリーズ」とは世界観がつながっているため、平成ゴジラシリーズの第1作目として扱われる。

本作に登場するゴジラは原点回帰を目指して「怖いゴジラ」として登場。また、高層化の著しい新宿のビル群に合わせて体長も50メートルから80メートルへと巨大化し、顔も凶悪な初代をイメージしたものになり、更に猛獣のようなうなり声を追加している。

政府の政治動向や人々の混乱、冷戦という当時の時代背景も反映された内容になっているのも大きな特徴である。

ストーリー

伊豆諸島のとある噴火が起こった島の近くで、漁船が遭難した。数日後にヨットに乗った新聞記者・牧吾朗は漁船を見つけるが、そこには乗組員を全滅させた巨大フナムシが潜んでいた。フナムシを退治した記者は生存者・奥村宏を助け出すが、彼はフナムシよりも目撃した巨大生物に恐怖していた。

病院に担ぎ込まれた奥村は恩師・林田信博士の確認によって、巨大生物が30年前に倒されたゴジラの同類と判明した。これを受け三田村清輝総理をはじめ日本政府は、この事実を公表すれば混乱が広がると考え報道管制を決断した。スクープをものにできなかった牧は林田博士への取材で奥村の妹・尚子と出会った。

そんな頃、太平洋上でソ連原潜が謎の攻撃で撃沈され、ソ連はこれを米軍の攻撃と断じ、米ソ関係は緊張状態になった。ところが自衛隊の調査でこれがゴジラによるものと判明し、米ソ衝突回避のためにゴジラ情報を解禁に。

ゴジラは静岡の原発を襲い、日本政府はゴジラ対策の準備を進め、林田博士も帰巣本能を利用してゴジラを伊豆大島三原山火口へ超音波誘導しようとする。一方米ソは日本に対ゴジラ核兵器使用を迫り、三田村総理は頑なに要求を拒んでいた。

そしてゴジラは東京に接近し、ついに上陸。自衛隊を蹴散らして新宿に達したゴジラにスーパーXが出撃。ゴジラをカドウム弾で眠らせることに成功。ところが、ソ連の核ミサイルが誤作動で東京に向け発射されてしまう。なんとかミサイルは迎撃ミサイルで打ち落とせたが、今度は電磁パルス現象が起こってしまい、ゴジラが覚醒。

そこへ、林田博士の超音波誘導が功を奏し、ゴジラは伊豆大島へ移動。誘爆によって火口内へと沈められた。

(死亡したわけではなく、次作にて三原山噴火に伴い復活する)

登場する怪獣

ゴジラ ショッキラス

メカニック

スーパーX

関連タグ

東宝 怪獣

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