「おのれ!2度も封印されて、たまるかぁ‼」
CV/ 大和田伸也
概要
映画『銀幕版 天下分け目の戦』に登場した腐れ外道衆の頭目。
300年前に初代シンケンレッドこと志葉烈堂との激戦の末、封印されしまうも、夏になって三途の川の水が増大した事により封印された場所が浸水した事により封印が解け復活を果たした。
その実力は外道衆の頭・血祭ドウコクが素直に認める程の高い物であり、また彼に対してもなれなれしく本気とも取れるような冗談を言うなど物事に動じない恐れなさと底の知れなさを垣間見せるが、一応上下関係は弁えている模様。
武器として『采配形戦斧』という名の戦斧を携帯しており、また等身大の姿は仮の姿であり、一度斃され二の目の力で復活し、巨大化した際に初めて真の姿を曝すという独特の特徴を持っている。
劇中では一万の軍勢と共にこの世に侵攻し、その圧倒的な物量をシンケンジャーたちに休みなくぶつけ続けるという大軍勢による力押しという極めて全うな作戦により彼らを追い詰めるなど軍師としても優れた才覚を垣間見せ、また他の外道衆とは違い最後まで戦い抜く事を選んだシンケンレッドの勇敢さを褒め称えるなど堂々とした武人の顔をも併せ持つ(そのため、後に登場する彼の部下であったアゼミドロは「外道衆としては真面目すぎた」と評していた)。
激闘に次ぐ激闘の末、彼が本拠地としていた場所に隠されていた初代秘伝ディスクを手に入れ、さらに自身に刻まれていたモヂカラを合わさる事で解放されたかつて自身を封印する際に使われた『キョウリュウマル』の斬撃によって大ダメージを負い、更にクサレナナシ連中をも一掃され、5人の斬撃を一斉に喰らい倒されるも、その瞬間に二の目で復活。真の姿をさらけ出し、彼らを追い詰めるが、最後は 最期はキョウリュウマル天地一閃の直撃を受け、今度は封印されるという結末ではなく完全に滅ぼされるという結末を迎えこの世から消滅した。
モチーフは外道衆の幹部怪人たち七福神をモデルにしている例に漏れず、彼のみチーフは七福神の一柱である布袋様。