CV. 水樹奈々
作中での活躍
無印におけるフェイト
週刊少年ジャンプよろしく高町なのはのライバルとして登場。母「プレシア・テスタロッサ」のために「ジュエル・シード」を集めていた(正確には娘「アリシア」のクローン)。「ジュエル・シード」を探す過程で高町なのはと出会う。「ジュエル・シード」を奪い合ううちに少しずつ交流を重ね、互の全ての「ジュエル・シード」を賭けて全力の勝負を行うも敗北。のちに、なのはと和解しお互いのリボンを交換した。
「A's」におけるフェイト
なのはが強襲されたと聞いて応援に来るのが始まり。のちに介入したシグナムと対決となるが、フェイトは負けてしまった。
この出来事の後、彼女はなのはと同じ学校に入る。
後に起こるシグナムとの再戦後、闇の書の意思(リインフォース)に本の中に吸い込まれ、プレシアとアリシアのいる幻想の中に入る。
フェイト自身も天国だと思ったが、しょせん幻想だと思って、アリシアとの会話の後脱出する。
その後、彼女は事件の解決に一役買った。
「Strikers」におけるフェイト
19才。クロノ・ハラオウンの義理の妹となったため、名前が「フェイト・T・ハラオウン」になっている。
時空管理局にて各世界の取り締まりに入っている。
エリオとキャロの面倒も見ている。
8話以降、ファンから「フェイトそん」と呼ばれ始める。
事件のクライマックスでは、事件の首謀者にしてプレシアとは研究仲間であるジェイル・スカリエッティとの対決を繰り広げる。
事件の後の、最後の模擬戦において、フェイトはこのことについて聞いてなかったみたいだ。
「Vivid」におけるフェイト
なのはとヴィヴィオと一緒に暮らしている。
ヴィヴィオの初変身にて、フェイトが泣き出すなど、過保護の度合いはいっそう高まっているようだ。
後に行われた模擬戦では、エリオと対決を繰り広げていた。
なお、バリアジャケット時の髪型が、ツインテールから、ストレートにその下部分をリボンで結ったものになっている。
「Force」におけるフェイト
悪の秘密組織「フッケバイン」の捜索を行っている。
新たなる戦力・ライオットブレードⅡで立ち向かう。
再びバリアジャケット時の髪型が変わって、髪の毛を後頭部の下半部で結ったものになっている。
余談
オリジナルであるアリシアとは見た目が似ているだけで内面は異なる部分が多く、性格(アリシアの記憶を受け継いだ筈のフェイトは目覚めた時点で大人しい性格になっていたり)利き手(フェイトは右利き、アリシアは左利き)、魔法資質(アリシアはプレシアの魔法資質をあまり受け継いでいない)などが挙げられる。
また本編内における彼女の年齢設定はあくまでも外見年齢であり、本当の年齢は違うか、あるいは不明だとする考え方もある。(アリシアが死亡してから1期までの空白期間についての解釈が様々あるため)
さらに誕生日についてもいくつかの説があり、アリシアと同じ誕生日であるとする説、クローンとして目覚めた日であるという説、ハラオウン家に養子入りした日であるという説など様々だが、現在のところ、なのはとリボンを交換した日(=本当の自分を始めた日)である5月29日を誕生日と考える説が有力である。(もっとも、この説も二次創作の過程で生まれた非公式設定である可能性は捨てきれない)
ちなみにアリシアの誕生日についても5月29日だとする噂があるが、明確な公式設定はない。
ソウルキャリバーのキャラクターのようにフォームの露出が多くなってきている。
またクローン人間のキャラの中では一番救われている方である。
名前の「テスタロッサ(伊:Testarossa=赤い頭)」は、フェラーリがかつて販売していたスポーツカーが由来。なお、「フェイト」仕様の「テスタロッサ」の痛車を作った猛者もいるらしい。
使用デバイス
バルディッシュ。リニスから託されるインテリジェントデバイス。
フェイトの得意とする、電撃攻撃と接近戦を強力にサポートする。
シグナムとの戦いでは壊れてしまったが、後に「バルディッシュ・アサルト」として復活した。
「Force」では、魔力無効化のメタとなるモード「ライオットブレードⅡ」が追加された。
ちなみに「バルディッシュ」とは、16~18世紀頃にロシアや東ヨーロッパで使われていた長柄武器の一種。三日月斧や半月斧などとも呼ばれる。