ウカムルバスとは、カプコンの『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種である。
通称『崩竜』「ウカム」。
概要
アカムトルム同様翼を持たないが、骨格的特長がティガレックスなどと類似しているため、古龍種ではなく飛竜種と分類された。
名前にはポッケ村の古い言葉で「白き神」という意味があり、伝承ではアカムトルムと対を成す存在とされている。
またトレジィやポッケ村の村長の先祖で農場の大剣の持主であった竜人族とかつて交戦したことがある。だが、その竜人族は結局ウカムルバスにとどめを刺せず、戦いの傷が原因で命を落としてしまった。
ウカムと対を成すアカムトルムよりも更に大きく攻撃力も半端ではない為、まさに崩竜の名にふさわしい。
鉱物を取り込むことで得た白く硬化した重厚な外殻を持ち、雪を削り進むために顎が巨大に発達している。
その大顎で凍った湖面を砕いて潜水し、湖面の氷を引き裂きながら突進を行う。
甲殻は怒り状態になると変色して黒ずむ。
また口からは超低温の水流をブレスとして吐き出し、強大な咆哮も発する。
巨大な体の割に大ジャンプをしてハンターを襲ったり、巨大な氷の塊を飛ばしてくる。
ただし動きは遅く、MHP2Gでは閃光玉ハメが可能だったため、4人プレイでは何もさせずクエストが終了することもしばしばであった。MHP3ではハメ対策が講じられているため、思考停止しての閃光ハメは不可能となった。
ソロプレイは流石に慣れないと困難だが、刺激を求めるにいい相手とも言える。
戦歴
『モンスターハンターポータブル 2nd G』(MHP2G)では、大規模な雪崩の後出現した集会所G級最終クエスト「絶対零度」にのみ登場するラスボスポジション。
『モンスターハンターポータブル 3rd』(MHP3)でも、ラスボスのアマツマガツチ撃破後に、集会所上位に討伐クエストの出現する裏ボスとして登場している。
『モンスターハンター4』では素材のみの登場だったが、最新作『モンスターハンター4G』で再び登場。今回はG級昇格試験の相手を務める。
武具
ウカムルバスの素材からできる武器の攻撃力は申し分無く、氷属性も付いているが、
アカムトルムの武器同様切れ味が悪く、会心率も低いのであまり使い勝手が良いとは言えない。
余談
関連イラスト
pixivではウカムをそのまま絵にしたものが人気のようである。