カンデラとは
単位としての「カンデラ」
光源の明るさを示す光度の単位。SI(国際単位系)の基本単位のひとつ。
カンデラが光度の単位として国際的に採用された1948年以前は、『燭』が単位として用いられていた。カンデラと燭は実用上同じ大きさであるが、物理的な内容はカンデラのほうがより明確であり、スペクトル成分が異なるさまざまな光に対して厳密に光度値を定めることができる。
カンデラ(candela)という言葉は、「獣脂蝋燭」という意味のラテン語に由来し、カンテラやキャンドル(蝋燭)と同一語源である。人名に由来するものではないので、単位記号の1文字目は大文字では書かない。
記号 | cd |
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系 | 国際単位系 (SI) |
種類 | 基本単位 |
量 | 光度 |
定義 | 周波数540×10の12乗ヘルツの単色放射を放出し、定められた方向におけるその放射強度が683分の1ワット毎ステラジアンである光源の、その方向における光度 |
由来 | 蝋燭1本の光度(カンデラの元となった燭の由来) |
語源 | ラテン語:candela(獣脂蝋燭) |
その他
- カンデラ … sho_soarによる初音ミクオリジナル曲。本記事のメイン画像。