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CD

しーでぃー

デジタル光ディスク規格として最初に登場(1982年10月)し1984年11月にポータブル再生機が最初の再生機の1/3の価格で登場して普及したメディア。主に音楽の供給用として広く使われる。
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曖昧さ回避編集

  • Compact Disc(コンパクトディスク)の略。 → 本項で記述
  • 光源の明るさを示す『光度』の単位・カンデラ(candela)を表す記号"cd" → カンデラ
  • キャッシュディスペンサー(現金預払機)の略語。後にATMに発展した。
  • UNIX系及びMS-DOS系のコマンドで「チェンジディレクトリ」、CHDIRの略。
  • 飯田線を表す路線記号。
  • カドミウムの元素記号。"Cd"

コンパクトディスク(Compact Disc)編集

音楽の供給媒体として、最もメジャーな存在となっている。 データやソフトウェアの供給媒体(CD-ROM)としても広く使われたが、のちにこの用途はDVDBlu-ray Discに取って代わられた。単に「CD」と言ったときは音楽用CD(CD-DA)をさす。


1998年に最初のCD/DVD再生機より¥40,000近く安く販売されたCD/DVDポータブル再生機でDVD普及黎明期に入ったり2000年代にDVDが普及が本格化してからも音楽用媒体としてのCDの地位はゆるがず、2000年代後半にインターネットでのダウンロード販売が一般化してからも、主要な市販楽曲供給用メディアとしての地位を占めている。


規格編集

直径は12cmであり、後続の光ディスク規格であるDVD、Blu-ray Discもこれに倣っている。1988年から登場した8cmCD(ミニCD)もありミニアルバム及びシングル用媒体として普及したが、2000年からミニアルバム及びシングルも12cmに統一した(但し其の一定期間は12cmのCDとしながら内側8cm部分を読み取り部とした「ニューマキシ盤」ないし、「セミマキシ盤」もあった)事から近年では対応しているプレーヤーが少ない。


物理的な仕様・規格は、記録用のCD-MOCD-RCD-RWに使われる太陽誘電のオレンジブック、ソニーフィリップスが共同で策定したレッドブック(CD-DA)、イエローブック(CD-ROM)等で決まっており、再生機器もまたその規格に沿って設計・製造されている。


著作権保護機能を追加したコピーコントロールCD(CCCD)などはその無理やりな技術から、規格から逸脱した正規の物ではないためCompact Discのロゴはなく、正常な再生は保障できない。ちなみにこのCCCD、当時のWindowsを意識したものだったためちょっと型遅れのMacintoshには通じないというお粗末な顛末もある。


後年発売された「プラチナSHM」はコピーガードがないが、反射面に白金を用いているため反射率の基準を満たさず、これも規格外である。そのため「ハイエンドCD再生機用ディスク」との表現を用いている。


録音方式はデジタルのPCM形式で、発売当初の最長収録時間は74分42秒だったが後に79分58秒に拡張された。渦巻きトラックであり、原則はシーケンシャルアクセスである。これは元々映像・音楽メディアであるため、基本的な使用方法はアナログレコードVHSテープと同様と考えて製造コストを下げたためである。CD(及びレーザーディスク)のランダムアクセスはTOCというマスターレコードトラックにトラック番号(テープ流に言えばレコード番号)とその開始位置を記録しておくことで、擬似的に行えるようにしたものである。

また、物理的均一密度であるため、ディスク外縁のトラックに行くほどディスクの回転速度が下がる。CD(及びLD)のトラック始点は内側から始まるため、トップオープン式のプレーヤーなどののぞき窓から見ると、終わりの曲に近づくとCDの回転速度が落ちているのがわかる(HDDやFDDは単一速度でヘッドが常に一定の密度で読み取れるよう、ディスク外側に行くほど記録密度が薄くなる論理的均一密度である)。


PixivにおけるCD編集

CDの盤そのものが描かれている場合のほか、CDを収めるケースジャケットイラストをイメージしている場合もある。


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CDジャケット 東方CDジャケット

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