ガンポッド
がんぽっど
外装式のポッド型で機関砲・機関銃が収められたもの。
戦闘機や攻撃機、攻撃型汎用ヘリコプターなどに搭載される。
概要
戦闘機や戦闘ヘリ等のパイロンに装着する外付け式の機関銃や機関砲の事である。
砲身や弾薬箱等はひとつに纏められてカバー(風防)が取り付けられており、種類によっては風力で発電を行うラムエア・タービンが採用されている場合もある。
多目的航空機に戦闘能力を付与したり、練習機等に搭載して簡易的なCOIN機として使用したり、固定武装の機関砲を持たない戦闘機がその代用として搭載するのが主な用途であるが、V/STOL機の様に装備に制限のかかる機で不必要な際に外せるようにしたり、固定武装を持つ攻撃機にさらに搭載して火力増強に使われることもある。
『超時空要塞マクロス』におけるガンポッド
アニメ『超時空要塞マクロス』シリーズでは、VF(Variable Fighter:可変戦闘機)用の機関砲を便宜上ガンポッドと呼んでおり、バトロイド(ロボット)形態では携行用武装として機能し、ファイター(戦闘機)形態では機体下部や翼下のパイロン等に懸架する。
初期のガンポッドは実弾を使用していたが、後期のVFにはレーザー等の光学兵器を撃ち出すガンポッドを採用した機種もある。
また、VF-4ライトニングⅢやVA-3インベーダーのように腕自体がガンポッドとなっている機種も少数ながら存在する。
バトル級超大型可変万能ステルス宇宙攻撃空母に接続されているマクロスキャノンは人型に変形した際に手持ちでも使用可能なことからガンシップとも呼称されている。