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戸愚呂の編集履歴

2014-11-09 00:22:26 バージョン

戸愚呂

とぐろ

幽遊白書の登場人物。

概要

 幽遊白書の登場人物。兄弟共に闇ブローカー(アニメでは妖怪集団)の頭目として、妖怪の中ではかなり有名で強豪である。二人は50年前までは幻海と共に闘った仲間だったが、当時の武術会で優勝した際、妖怪に転生した。


戸愚呂(兄)

cv:鈴木勝美

 普段は寡黙で、黙っていれば美形だが、それ以上に弟と比べ残忍かつ下劣な性格が目立つ。弟からは「兄者」と呼ばれ、ユーザーからもこの呼び名を使われている事が多い。

↓こんな人。

戸愚呂兄

 身体を自由自在に変形させる『武態』という能力を持つ。臓器の移動もお手の物。

 能力を活かして弟の武器として共に戦う事もあるが、 や指を伸ばしたり、硬質化させた鋭い手刀や精巧な擬態を作る、全身から鋭利な針を展開し複数人を纏めて倒すなど、単独でもかなりの強さを発揮する。再生能力も非常に高く不死身。何度だって甦るさ!

 弟と同じく50年前の暗黒武術会優勝の報償として妖怪に転生しているが、動機は(本人は武道のためと言っていたが)私利私欲によるもの。当時の暗黒武術会での回想シーンでは台詞の無い一度だけの登場をしていただけで、人間時代の彼がどのような武術を使っていたかは描かれていない。50年前当時の幻海に惚れていた事以外の過去の人物像や経歴も不明で、弟と違い何気に謎の多い人。余談であるが、現在の彼が得意とする身体の一部を鋭利な針として伸ばす攻撃は、後述の妖怪・潰煉もアニメ版で似たような技として使っていた。


 本編での暗黒武術会決勝では桑原和真を策略で追い詰めるも、ラケット状に変形した霊剣で全身を叩き潰されて敗北した。暫くして復活するが、幻海の死を罵倒し続けた事で弟の怒りを買ってしまい、会場外の海まで殴り飛ばされた。


 しかし、その後に海中で頭部の半分程の状態になりながらも生き長らえ、幽助達への復讐を決意。地上に流れ着いた後に特殊な念波を発信し、それを感知した仙水忍と接触。救出された彼は左京の野望を仙水に伝え、その意志を継がせた。アニメ版での“魔界の扉編”のプロローグでは、仙水との出会いが詳しく描かれている。

戸愚呂兄

 後に“美食家(グルメ)”の能力を持つ巻原定男に取り込まれてしまうが、逆に彼の精神や肉体、能力までも乗っ取り、同じく巻原に取り込まれた読心能力を持つ室田の“盗聴(タッピング)”までも会得した。

 幽助達の前に現れた時は、自我を失った巻原の肉体を体内で操っている状態であり、入魔洞窟内で対峙した際に蔵馬によって巻原の頭部を破壊され正体を現した。最期は蔵馬を挑発した事で彼の逆鱗に触れ、邪念樹の種を植え付けられ死ぬ事も叶わぬ哀れな姿になり果てた。

戸愚呂兄&邪念樹


戸愚呂(弟)

cv:玄田哲章

 単に戸愚呂と呼ぶ場合はこちらの弟の方を指す事が多い。グラサンをかけた背の高い方である。

関係ないね

 元人間のB級妖怪。相手の力量に応じて筋肉の量をコントロールする能力を持つ。80%だと拳から突き出される風圧が、100%では指から弾き出される空気の弾丸(指弾)が武器になる。垂金の別荘で幽助達と初めて対戦した時は、武具に変形した兄を武器にして戦ったが、暗黒武術会では己の五体のみで戦った。しかし、兄弟だけあってかなり息の合ったコンビネーションを披露している。

 大抵の相手には30〜45%で戦うが、80%になるとこれまで以上に筋肉が発達し(80%で戦ったのは、戸愚呂チームの3人と幻海と幽助)、放出された妖気を浴びた者は弱者であれば即死に至る。そして100%となると「100%の俺は今までの俺とは別の生き物だ」と称する通り、外見が化け物じみた姿になり、生者・死者を問わず、周囲の者のを吸収し餌とする(100%になったのは幽助が初めて)。


100%時の姿↓

 暗黒武術会の決勝戦直前で幻海を殺害し、決勝では浦飯幽助と戦う。最初は80%で圧倒していたが、呪霊錠を解いて本気を出した幽助を見て遂に100%になる。その圧倒的強さで完膚無きまでに叩きのめし、本気を引き出すために客席の蛍子達に攻撃し、桑原和真を殺害(しかし実際は死んでおらず、飛影は和真の防御力が戸愚呂の予想以上に強かったと推測したが、蔵馬の見立てではわざと急所を外していた)し、彼を失った悲しみで幽助の更なる強さを引き出す事に成功した。最後は「100%中の100%」というフルパワー(120%)で幽助の最後の渾身の霊丸をガードするも、限界を超えたフルパワーの反動で肉体は崩壊。初めて全力で戦えた事を幽助に感謝し、仲間の大切さに気付き最期を迎えた。


 特に100%時は残酷な様に見えるが、50年前に潰煉という妖怪に自分の弟子たちを目の前で殺され、助けてやれなかった事がきっかけで自分の無力さを痛感し、強さを保ちたいという思いに駆られるようになった。その三ヶ月後に開催された暗黒武術会決勝で殺された弟子たちの仇である因縁の潰煉を殺すが、優勝して仇を討っても自分自身の中で罪の意識が消えず“自身への戒め”という意味合いで妖怪に転生した、実はある意味悲しい宿命を背負ったキャラクターである。皮肉な事に、彼の心象が影響しているのかは定かではないが、前述の100%や120%の姿は怨敵である潰煉に酷似していた。

 死後は格闘家としての功績から軽い地獄の罪で済む筈だったが、自らの意思で最も過酷な地獄へと赴き、永遠とも言える苦痛を味わった後の完全な消滅という罰を以て罪滅ぼしをする事を選択。冥獄界へ続く道で若き日の幻海と再会し、幽助が自分と同じ道を歩まないように、幻海に幽助の事を託して冥獄界へ去って行った。

 普段の彼は、他人を気遣うなどの言動も見られ紳士的。その風貌に似合わず、お酒が苦手という意外な一面も。

 モデルはおそらくこの人だろう(ちなみに中の人も同じ)。


その他

 pixivでは兄弟揃ってのイラストも存在するが、どちらかといえばやはり弟の方が多い。

 また、弟は超人的な筋肉という特徴を生かし、他の作品のキャラクターを筋肉質にしているイラストにも「戸愚呂」タグが付けられている。兄の方は背格好が小さいためか、言動などがお子様のように描かれる事も。


 余談であるが、弟の方は中の人である玄田哲章氏が歌うキャラクターソングを二曲持っている。……兄者? お察しください。\ナゼダァ!? ナゼオレノキャラソンガネェェッ!!!/

 一方でサウンドトラックの『幽遊白書ミュージックバトル』の一つで、CDジャケットに兄弟二人でエレキギターを弾くイラストが掲載されている。\ビンゴォォォッ!!!/


関連イラスト

あにじゃの名言戸愚呂の正月

あんたが年をとればあたしも年をとる


関連タグ

幽遊白書 戸愚呂チーム 幻海 浦飯幽助 武威 左京 BLASTBEAT オレンジジュース

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