綱手
つなてまたはつなで
概要
初代火影・千手柱間の孫に当たる。千手一族であることは紛れも無いが、千手姓かどうかは不明。五代目火影。
どう見積もっても20代後半から30代前半の美女にしか見えないが、実際は自来也と同い年で50代前半の壮年の女性である。
里のくノ一の憧れの対象だけでなく、医療忍術スペシャリストとして知られているが、火影就任前は最愛の弟と恋人を亡くした悲しみから、里を離れ付き人・シズネを連れて各地を放浪していた。
賭博と酒が大好きだが、センスがなく賭博界では「伝説のカモ」と呼ばれる始末。逆に信じられないような大当たりが出ると、決まって悪い出来事が起きる前兆ともなる。
前述の医療忍術とカツユという大蛞蝓(ナメクジ)と口寄せの契約を結んでいる事から病払いの蛞蝓綱手姫と呼ばれる。
同じく三忍の自来也、大蛇丸と共に三代目火影に師事していた。
また医療忍術に長けているだけでなく、女性強いては人間とは思えぬ程の怪力の持ち主でもある。実際、人差し指の一突きだけで地面を叩き割るなど戦闘能力も高さもうかがえる。おそらくはチャクラによる肉体強化によるものと思われる。
普段は何かしらの術を使って体を若返らせているが、全身のチャクラを使い切って術が切れると、本来の老いた体に戻ってしまう。過去には借金取りから逃げおおせるために様々な年齢に化けていたらしい。
血まみれになった恋人を看取る際、精神的ショックだけでなく血液恐怖症に陥ってしまったが、自分を助ける為にナルトの必死の働きかけを目の当たりにし、血液恐怖症を克服した。
それ以来、ナルトに対して何かしら気に掛けている。
なおナルトからは容赦なく「ばあちゃん」と呼ばれているが、あまり歯牙には欠けていない。ただし、さすがに「ババア」と呼ばれると怒る。
またナルトの2年間の修行中、自分に師事を求めた春野サクラに応じて彼女を弟子に取り、医術とチャクラによる肉体強化を応用した体術を叩きこんでいる。サクラ自身も性にあったのか彼女からの厳しい手ほどきを見事吸収し、卓越した医療忍術と地面をたたき割るほどの怪力を身に付けナルトやカカシを恐怖に陥れ驚愕させる。
自来也とは、元々同期で良く喧嘩した仲であり、自来也に交際を迫られたこともあるが、その時は断ってしまった。
しかし、月日が流れいくうちに次第に彼に対して抱いている感情に気付いたが、任務中に落命した為、思いを添い遂げることはなくなってしまった。
第四次忍界大戦終結後も存命しており、当時の五影ら(我愛羅以外)と宴会に近い愚痴などをこぼしあっている。