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シュルツ艦の編集履歴

2014-11-16 10:49:01 バージョン

シュルツ艦

しゅるつかん

『宇宙戦艦ヤマト』に登場するガミラス帝国の宇宙戦艦で、冥王星基地司令シュルツの座乗艦として登場。その後の登場は無く、『ヤマト2』に少し登場した後は確認できない。ゲーム版では『艦隊旗艦級戦艦』や『ガミラス艦隊指揮戦艦級』として登場している。 リメイク版『宇宙戦艦ヤマト2199』では『ガイデロール級』という艦級が与えられて登場。戦艦としてディテールアップも施されており、オリジナルよりも登場回数が多い。 本記事ではオリジナルとリメイク版の双方を記載する。

概要

 『宇宙戦艦ヤマト』に登場したガミラス帝国宇宙戦艦。冥王星基地司令官のシュルツが座乗していた事で有名な戦闘艦艇である為、多くのファンからは『シュルツ艦』として呼び親しまれている。何処となく鮫や魚をイメージしたような独特のフォルムが特徴的。

 ただし登場回数は少ないもので、初登場したのは冥王星基地が水没した際に脱出したのが最初。その後はヤマト追撃に当たったが、体当たり無もなくしく撃沈していしまし、これ以降に第1作目で同型と思われる艦艇は登場していない。

 その後のTVシリーズ第2作目『宇宙戦艦ヤマト2』では、合流するガミラス艦隊の中にその姿を確認できる。ただしそれだけであって、直接戦闘に加わるような描写は全くない。そしてこれ以降、デストロイヤー艦に座を奪われて完全に姿を消してしまった

 PS版、PS2版におけるゲームでは艦級が与えられており、前作が『艦隊旗艦級戦艦』で、後作が『ガミラス艦隊指揮戦艦級』とされた。ゲームと会って活躍と登場する回数は多く、特にPS版ではガミラス艦隊の旗艦として度々登場している事がある。中にはミサイル兵装版の艦も存在する。PS2版では自分のユニットとして使用可能。対空性能もついた非常に優秀な戦艦で、使い勝手も良い存在となっている。

 リメイク版『宇宙戦艦ヤマト2199』では、『ガイデロール級二等航宙戦闘艦』として登場。全体的なディテールアップを施したために、より質感の増した戦艦となっている。また登場回数が多く、ヴァルケ・シュルツの『シュバリエル』や、グレムト・ゲールの『ゲルガメッシュ』として活躍しているなど、オリジナルよりも存在感を増したと言えるだろう。


宇宙戦艦ヤマト

シュルツ艦

シュルツ艦

  • 全長、270m
  • 全幅、不明
  • 全高、不明
  • 基準排水量、不明
  • 主機関、1基
  • 兵装

・大型三連装エネルギー砲×2基

・中型三連装エネルギー砲×1基

・小型三連装エネルギー砲×4基

・魚雷発射管多数

  • 搭載機 不明

性能

 ヤマトに匹敵する巨体を有するガミラス軍の宇宙戦艦。その存在は多くは無いようで、艦隊旗艦として運営されている可能性も考えられるが詳しくは不明である。

 攻撃性能において、シュルツ艦は従来のガミラス艦艇よりもかなり重武装であることが伺える。大中小の口径が異なる主砲を搭載しているとはいえ、合計して21門もの砲門を有しているのだ。さらに魚雷発射管を多数備えており、艦首に12門、艦底部だけでもその倍は備えられている模様。このように、攻撃面では戦艦として申し分ない能力を有している。

 防御性能において、こちらは撃ちあった経験もないため詳しい事は不明。しかし、流石に小惑星に衝突して無傷と言う訳にはいかないだろうが、これは比較する方がおかしい。

 航行性能において、他の艦艇よりも機動性は高くは無い可能性もある。ロケットアンカーを撃ち込まれて直ぐに進路修正が出来なかったところを見ると、そうとも考えられるのではないだろうか。


経歴

 シュルツの座乗艦(冥王星基地艦隊旗艦)として登場。ただし冥王星海戦では未登場であった。本艦は冥王星が水没する直前にシュルツとガンツを乗せて他の艦共々脱出。その後、デスラーから「戦って死ね」と言われてしまい、血眼になってヤマトを探し出して撃破を目指す。

 アステロイドベルトでヤマトを発見したものの。アステロイドリングによって攻撃が防がれてしまった。この時間稼ぎで波動砲を撃たれると考え、焦ったシュルツは特攻を決意。しかし拡散された小惑星の破片がガミラス艦隊を襲い、次々と自滅していった。最後に残ったシュルツ艦も、ヤマトのロケットアンカーによって進路をずらされてしまい、掠った程度でそのまま小惑星に激突。轟沈した。


宇宙戦艦ヤマト2199

ガイデロール級二等航宙戦闘艦

シュルツ艦とガミラス艦EX-178

  • 全長、350m
  • 全幅、42m
  • 全高、70m
  • 主機関、ゲシュタム・ドライブ
  • 兵装

・330㎜三連装陽電子ビーム砲塔×3基(艦上に2基、艦底に1基)

・280㎜二連装陽電子ビーム砲塔×4基(艦尾)

・近接防御火器(単装)×32基(艦橋側面)

・近接防御火器(四連装)×6基(艦橋前方及び後方)

・魚雷発射管×12門(艦首)

・魚雷発射管×21門(艦底)

  • 固有艦名『シュバリエル』、『ゲルガメッシュ』

性能

 ガミラス帝国軍の宇宙戦艦。ヤマトよりも大きな艦体を持ち、ビーム兵装と実弾兵装の双方を充実させた戦艦である。地球での識別はガ軍超弩級宇宙戦艦TYPE〈A〉。

 攻撃性能において、陽電子ビーム砲を17門備えているが、これは重巡洋艦『デストリア』級よりも少ない。その一方で魚雷発射管は33門を誇っており、総合的には戦艦として十分な火力を有しているだろう。

 防御性能において、明確な描写が無いために不明確である。その為、ヤマトの48㎝ショックカノンに耐えうるかも分からないままだ。別の例としてガトランティスの艦船相手ならば耐える事が予想され、例として軽巡洋艦ケルカピア級が被弾したものの爆沈していないので、本級なら耐えられるかもしれない。

 航行性能において、高機動な運用はされていないものの、水準的な能力は有している。


経歴

シュバリエル

 シュバリエルは、シュルツの座乗艦として活躍した。冥王星海戦でもその姿を見せており、地球艦隊相手に戦った。しかし冥王星基地陥落時には、味方艦隊の殆どを失ってしまい、事実上の孤立を余儀なくされてしまう。

 単艦でヤマトを撃破するしかない、とシュルツは死を覚悟していたものの、デスラーから名誉挽回の機会を授けられた。シュバリエルは試作魚雷(デスラー魚雷)を搭載して作戦を実行。ガス生命体がヤマトを片づける一部始終を撮るのみだったが、そのガス生命体が恒星に引き込まれて消失。

 そこから最後の突撃を開始する。恒星表面を、コロナの間を縫う様にして突き進むヤマトを追撃し砲撃を加えたが、巨大なコロナを波動砲で穴を空けて脱出を図るヤマトを追い続けようとして失敗。艦尾が耐熱限界点を超えて融解を初めてしまい、操舵不能となってしまったのである。その直後、吹き上がるコロナに巻かれて融解、轟沈してしまった。

 漫画版では艦尾丸ごと溶け落ちてしまい、完全に行動不能となってしまった挙句に轟沈。小説版では先回りしようとして、電磁バリアの中を強引に突破したために戦闘不能。そのまま特攻しようとしてロケットアンカーを撃ち込まれて失敗、そのままオーバーロードして轟沈した。


ゲルガメッシュ

 ゲルガメッシュはゲールの座乗艦で迷彩柄の戦艦である。次元断層を突破してきたヤマトを相手に初の戦闘を交える。その際に友軍艦EX178を撃沈し、勢いに乗って攻勢に出た。が、次元断層が元に戻ろうとした際の強力な引力が襲い、本艦を除いて殆どが全滅した。

 その後、バラン星の観艦式に姿を見せる。が、この時はゲール自身がヘルム・ゼーリックのゼルグートⅡ世に乗り移っていた。バラン星崩壊時にあわや巻き添えを食らったと思われたものの、無事に離脱していた。

 デスラー政権崩壊後、デスラーのみを信じるゲールに付き従って招集命令を無視。無事に合流した後、ヤマトを亜空間ゲートに追い込む為にバラン星にて待ち伏せして指揮を執る。帰還を急ぐヤマトを追い立てるように攻撃したが、そこで次元潜航艦UX-01が登場し邪魔をされてしまう。 唖然とするゲールだったが、沈めてしまおうと攻勢に出る。一時は多少なりのダメージを与えたようだが、せっかくのチャンスを逃して亜空間に逃げ込まれてしまった。その後2発の魚雷を発射され、ゲルガメッシュの後部付近(機関部と推測される)に命中。爆炎を挙げて大破(轟沈とも捉えられる)、戦闘不能となった。


ゲーム版

艦隊旗艦級戦艦

 PS版では艦隊旗艦級戦艦とされ、ガミラス艦隊の旗艦として多数登場。元のグリーンカラーの他、ブラウンに塗装されたコルサック艦『バードラⅡ』なども登場しているが、こちらは老朽戦艦として設定されている。


ミサイル級戦艦

 ミサイル兵装を主力としたバージョン。ただしゲーム画面のポリゴン映像のみで、詳しい設定画等は皆無である為詳細は不明である。


ガミラス艦隊指揮戦艦級

 PS2版に設定された艦級。多少の能力差が設定されており、一番高い能力を有するのがタランが座乗した『カンプルードⅢ』である。当艦は従来の火力と防御に加えて、対空火器も有しているため、ミサイル迎撃にはかなり重宝した存在。ただし他の艦『シュルツⅣ』といったものは対空火器が外されている使用であった。


関連タグ

宇宙戦艦ヤマト 宇宙戦艦ヤマト2199 ガミラス 宇宙戦艦

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