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タツマイの編集履歴

2014-11-24 21:36:36 バージョン

タツマイ

あかいいとでむすばれているふたり

「タツマイ」とはガンガンJOKERに連載中の漫画である『アカメが斬る!』のタツミとマインのカップリング。

概要

主人公であるタツミとヒロインの一人であるマインのカップリング。


勝気なマインと真っ直ぐなタツミ。

出会った当初から二人の関係は決して良好とは言えず、お互いに負けず嫌いな性格が衝突し、仲間として強い信頼を築いてはいくものの口喧嘩は絶えなかった。

エスデスがタツミに恋をしたことを知っても「趣味悪いわよねぇ」の一言で片づけており、異性としては眼中にない素振りを覗かせている。


しかし、実はタツミがブラートの意志を継いで努力する姿を見たときから少しだけマインが彼の事を無意識ながらも気に掛け始めていた。

エクスタスを取り戻した際シェーレへの思いを共に噛み締める等、幾多の死線を共に潜り抜けていく中でその想いは本人も知らぬ内に積み重なっていくが、喧嘩友達のような間柄は続き、その関係はしばらく変わらずにいた。


その後、キョロクの調査にて喧嘩中だったところを安寧道の教主に声を掛けられ、突然「貴方達は赤い糸で結ばれている」と言われる。喧嘩するほど仲が良いということか、以降お互い意識し合うようになるがそのときは慌てながらも否定し合っている。

だが、因縁の仇敵とも言えるセリュー・ユビキタスとの決着時に絶体絶命の危機を助けられたことでマインの心境が大きく変化する。


ツン期から完全なデレ期に突入。その変化はわかりやすく、彼女の様子に気付いたナジェンダに発破を掛けられるとすぐさま「このミッションが終わったら大事な話がある」とタツミに持ち掛ける。

あまりの死亡フラグ乱立っぷりに戦慄する読者の心配を他所に『教団激闘編』における決戦をほぼ無傷で生き延び、帝都への帰路で告白した。

しかしタツミは主人公お約束の鈍感振りを発揮、これまでの態度も手伝ってようやく自分を仲間として認めたのだと勘違いする。

そのままうやむやになるかと思われたが負けじと彼を引き止めるとファーストキスを捧げ想いを伝えた。

突然の出来事に(今までのこともあり)驚き慌てるタツミであったが、いつも通り高飛車なマインの様子を見るや笑い出し、彼女をからかいつつもこれに応え、正式な恋人となった。

これにより二人はまさかの公式カップリングとして明確に成立したのである。


タツミの方も随所でマインに惹かれている描写は散見していたが、交際してからは「魅力にどんどん虜にされてってる」と自覚するほどラブラブで、レオーネやエスデスに対してマインが嫉妬することはあっても、以前のような口喧嘩はない。


その後、ラバックと共に捕まったタツミはエスデスからキスをされそうになるが「好きな人がいて付き合っている」と拒絶、そしてこちらに降るよう迫られるが当然断る。さらに「帝国に付くのが嫌なら私に付くと考えろ」と言われると「それこそ出来ない」と強く拒絶、互いに相容れないことをはっきりと突き付けた。

一方街には「タツミ公開処刑」の張り紙が出され、すぐさまアジトを抜け出すマインだったが道中の林でアカメ達に止められると涙を流しタツミを助ける決意を口にする。

そして遂に公開処刑当日、未だかつてない絶対絶命のピンチが二人の愛と絆を完全に決定づける…。


「お馬鹿な恋人が捕まったって聞いてね、仕方ないから助けに来てあげたわ!」

「マイン…お前ってヤツは…」

「とっとと帰るわよ」


単身で処刑場へ突入するマイン、その姿に驚愕し逃げろと叫ぶタツミ。しかし、いつものように軽口を叩く彼女の姿にラバックの死を知り荒んでいたタツミの目は見る見るうちに元に戻り涙を流す。

そして、エスデスとブドーを相手に奮戦するマインの姿を見たタツミは……


マイン…すげぇ…


何がすげぇって、お前…犠牲になるとかそんなの考えてねぇ…


きっちり俺を助けて帰るつもりだ。こんな状況下で…!


なんて奴だ


…俺には勿体ねぇ位の女だ…



しかし、目の前に立ちはだかるタツミに恋心を寄せる最強最悪の敵エスデス。そして、安寧道の教主が見た不吉な予知とはなにか。

殺し屋である二人の未来は依然として予断を許さない状況が続いている。果たしてその結末は……


 ― 恋 か 、 死 か ― 


余談

ファンブックにおいて、なんとマインは「キャラクターを作る段階でタツミと恋人になることが念頭に置かれていたヒロイン」であり、このカップリングは最初から予定通りだったことが判明。

事実、単行本第1巻の巻末に本作がもし学園ラブコメだったらという設定の「私立ナイトレイド学園」という『はつきあい』との「おまけコラボマンガ」が描き下ろしで載っており、その時点で二人が恋人同士という役柄で出演している。

因みに、2巻以降はカバー下に「おまけコラボマンガ」が載っており、その内容は本作のキャラ達が他のガンガンJOKER連載作品にお邪魔するというものである。


また、作品初の試みとして単行本の10巻と11巻の表紙が合わせ絵になっており、二つを逆に並べて繋げるとタツミとマインが手を繋いでいるイラストになる。


なお、設定年齢的にマインはタツミより1歳年上なので、タツミの『年上キラー』の法則はやはり不動な模様。


アニメ版

ナイトレイド加入時におけるタツミへの苦言に始まり、着替えに出くわすラッキースケベ・二人で難民の子供を助ける・服を溶かされかけた際の反応・ルビカンテの爆発からタツミがマインをさりげなく守っているなど、後々の関係を踏まえたのか多くの絡みが追加されている。


また、アニメ版2ndOP「Lair Mask」のCDに収録されるカップリング曲「蜃気楼」は、歌い手である真山りか氏直々のアイデアにより『タツミとマインをイメージ』して仕上がったバラードであることが公表された。

2ndOP映像においても冒頭にてタツミとマインがほぼ同時に姿を現したり、サビの部分にあたる戦闘シーンではツーショット(一瞬お互いに目を合わせている)が用意されたりと、今後の二人の関係を仄めかすカットがいくつか仕込まれている。


しかし、二人の運命の分岐点となる筈の第19話で「このミッションが終わったら大事な話がある」という台詞が「この戦い(革命)が終わったら~」に変わり、尚且つボリック暗殺作戦が徹底的に変更された上で第20話からオリジナル展開に突入することが確定。

これにより「カップルになるどころか、まさか告白できずにマインが死亡するのでは…」と多くのファンから戸惑いと不安の声が挙がるようになってしまった。

そして、その結末は……。


関連タグ

アカメが斬る! タツミ マイン

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