「私は常に屈服させる側だ・・・何者であろうとな」
プロフィール
年齢 | 20代前半 |
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身長 | 170㎝ |
血液型 | O型 |
趣味 | 拷問、蹂躙 |
使用帝具 | 魔神顕現デモンズエキス |
CV | 明坂聡美 |
概要
帝国最強と謳われる女将軍。
若くして将軍になり、征伐に一年は掛かると言われた北方異民族の都市を瞬く間に滅ぼすほどの実力を持つ。彼女の部隊と対峙するにはアカメを含めた10人の帝具使いと五万の精鋭が最低でも必要である。
さらに40万人の異民族を生き埋めにしたり、拷問が手緩い(それでも十分酷い拷問であったが)ということで拷問官達を逆に調教したりなど、性格は極めて冷酷非道でかなりのドS。しかし、一方で部下を労わったり仇討ちを誓うなど部下思いな一面もある。そのため、彼女を慕う者も少なくない。
日々闘争と殺戮を欲しているのだが、最近になって恋をしてみたいという感情が芽生えてきたらしく、皇帝に自分の好みに該当する者を探してほしいとお願いする。
しかし、その条件というのは…
・将軍級の器となる可能性がある将来性
・危険種の狩りが出来る腕前を持つ
・辺境出身
・年下
・無垢な笑顔が出来る
…という、最初の条件だけでもかなりの無理難題であり、見つけるのが容易ではなかった。
だが、武芸大会に出場していたタツミが強敵を一蹴する腕前と歓声を受けた時に見せた無垢な笑顔を見て、一瞬にして一目惚れし恋心を抱くようになる(ちなみに、条件も全て一致している)。
好意を抱いて以降、今までの冷酷さまでが嘘のようにタツミの前では年相応の乙女な一面が前に出て、さらに積極的なアプローチをするようになる。
生い立ち
北の辺境で危険種専門の狩猟民族パルタス族出身であり、生まれついての殺戮者であった。ある時、一人で狩りに出かけていた頃に北の異民族の襲撃があり戻った頃には集落は壊滅状態に陥っており、その時にパルタス族の長である父親も失った事で帝国軍に仕官した。
本編での行動
1年は掛かるとされていた北の勇者ヌマ・セイカ率いる北の異民族の討伐の任務を受けた彼女は要塞都市を氷漬けにして陥落させ、そこに住む民達や兵士に対して殺戮や拷問を行ったりヌマ・セイカの心を壊しペット同然に扱っていたが、強者との闘争を望む戦闘狂の彼女からすれば拍子抜けであった為、心を壊すだけ壊して飽きた上で殺害し、捕らえた異民族40万を生き埋め処刑して帝都に帰還する。
帝都に戻った彼女はナイトレイド討伐の任務を与えられ、その為に6人の帝具使いを要求。利害の一致により協力関係にあったオネスト大臣はその要求を通す為の対価として、自身の権力をもってしても冤罪を着せて処刑する事の出来ないブドー大将軍の庇護下にある文官達の殺害を要求された。自身の信奉者である三獣士に文官殺害の命令を下し、その間に帝具使い6人が集まったのを機に「特殊警察イェーガーズ」を結成する。
帝具:『魔神顕現デモンズエキス』
北の果てに棲んでいたという超級危険種の生き血という道具ではない珍しい帝具。
その生き血を飲み、見事に体に適合する事さえ出来たのであれば素材となったその超級危険種のもつ「無の状態から氷を生成し自在に操る能力」を得る。
しかし、適合するかどうかは実際に口にしてみるまで判別不能であり、更に飲んだ時に強烈な破壊衝動に襲われてしまい、相性が合わなければ自我が破壊され発狂してしまうというリスクがある。エスデスはこの帝具との相性が非常に良かった為に飼い慣らす事が出来たが、今までエスデス以外に飲んだ者は全員発狂してしまっている。
つまり、この帝具は帝国が誕生してからの1000年間適合した者が1人もおらず、彼女だけが唯一この帝具に適合した最初の人間と言えるだろう。
また、この生き血を服用する量はグラス一杯程度で十分であるが、彼女はより強力な力を得られるよう全量を一気飲みして力を得た上に彼女以外に適合者が存在しない為、適量であるグラス一杯分で適合した場合の力がどれ程のものかは不明。
因みに味の方はエスデス曰く「なかなか美味い」らしい。
能力・技
上記の通り、どこからともなく氷を作り出す事が出来る。敵に触れて凍らせるのを始め、大量の氷柱を生成する、地面に触れて辺り一面を氷結させる等の様々な戦法を駆使出来る。対人どころかたった一個人で大軍を相手にする事すら可能であり、北の異民族の要塞都市やバン族の街を隔てる大河を一瞬にして氷漬けにしている。
更にこの無から氷を作り出し自在に操る能力はシンプルであるが故に様々な応用が利き、その特性を活かして、自立行動が可能なケンタウロス型の氷の兵士「氷騎兵」の生成や、身に纏った氷を操って浮かせる事で空中浮遊する事すらも可能である。
- ヴァイスシュナーベル
無数の氷剣を作り出し敵に容赦なく打ち込む技。
多人数を殲滅するのにも優れており、氷剣が全方位を逃げ場すらなく覆いつくし雨あられのごとく飛んで来るので回避するのは至難の業である。それに加え無人島でDr.スタイリッシュの作り出した巨大な人造危険種を相手に使用した際には通常よりも遥かに大きく生成されており、大きさも自在に変えることが可能と思われる。
- グラオホルン
巨大な氷柱を出現させて敵を串刺しにする技。
巨大なだけでなく、スピードも凄まじく遥かに離れた相手であろうと一瞬で距離を詰められる。
- ハーゲルシュプルング
上空に瞬時に隕石並みの超巨大な氷塊を生み出し、相手を圧殺する技。
巨大すぎるため、帝都最終決戦で覚醒したインクルシオを纏ったタツミですら回避できない程であった。
またこの帝具には本来奥の手が存在しないのだが、エスデスは自力で「摩訶鉢特摩(マカハドマ)」を編み出した。これを発動すると、自身以外の全ての時間を凍結(止める)させることができる。しかし、負担が大きく短時間しか持続しないため、一日一回が限度。
編み出した理由は、タツミを二度と逃がさないためと、ついでにナイトレイドを殲滅するためである。
その後も自身の能力の特性を活かして様々な応用技を開発しており、革命軍との最終決戦では帝国全土に及ぶほどの広範囲に吹雪を降らす新たな奥の手「氷嵐大将軍(ひょうらんだいしょうぐん)」を披露した。