『オレ様が終着点だ。生涯最後のつもりで全部振り絞れ!』
概要
CV:諏訪部順一
翼の血族、第二位階『雷爪竜』。
他の上位竜もとい成者と比べても隔絶した強さを持ち、単純な戦闘力だけなら血主であるアルテマティアも凌ぐ血族最強の男。
人物
傍若無人かつ傲岸不遜な無法者。
人として生まれながらも、その膨大な雷の魔力で産んだ母親を感電死させ、化け物として周囲の者らから命を狙われるも、その全てを返り討ちにしていった。
その生い立ち故に生きるという事は殺して得る事というシビアな考えを持つ。
血族の同胞との協調性も皆無で、自分を「お前らを束にしたよりも強い」と全員の前で言い放つなど傲慢な態度を取り、ほとんどのメンバーからは畏怖されるか嫌悪されている。
一方で相対する敵に対してはほとんどが相手にならないため、内面というものを重視しており、力の差が開いている自分や他の血族と相対しても、勇気を振り絞り立ち向かい敗北し、死を目前にしてもなお心折れず啖呵を切った狩竜人たちを「評価せずにはいられねえ」と称賛するなど、武人のような一面を持つ。まさにドSのヴィランキャラの典型となっている。
本来ならば誰かの下につく事を良しとせず、部下として御すのも難しい無頼漢だが、どういうわけかアルテマティアを主君として忠誠を誓っている。
だが、それでも彼女に対してはやたらと砕けた態度で接しており、平然とからかったりダメ出しするなど、およそ主従とは言えない言動を繰り返す。
そんな彼に対して当のアルテマティアも怒ったり叱ったりしつつ、時に他の部下には言えなかった本音や苦悩を曝け出すなど、主従を超えた信頼関係を垣間見せる。・・・というか傍から見ると完全にケンカップルである。
戦闘能力
高速機動や攻撃に長けた雷魔法の使い手。
しかも、生まれながらの魔力と戦闘センスが群を抜いており、人の身であった頃から、首を刎ねられても生存していられる不死性と爪牙の血族を単身で倒してしまうほどの戦闘力を持っていた。
加え、その後にアルテマティアと契約し竜となった事でその力はさらに跳ね上がっている。
クリムゾン曰くスピードや再生力なら他の竜王を含めた全ての竜の中でも随一で、彼に確実に勝てるのは爪牙の竜王ぐらいであるとの事。
雷爪宙斬
かつてカムイが爪牙の血族を破り奪い取った魔剣。六爪対牙の一振り。
この魔剣は使い手により性能を変化させるが、宙斬の能力は雷速・伸縮変形。本人の意志一つで手に収まるナイフから数キロにも及ぶ長大な槍まで、形状そのものをいくらでも変形できる。
半竜形
魔力を発する事で竜に近くなった姿。
身体の表面が黒く変質し、頭から雷光を発する角が伸びている。
この世界の魔力を持つ人間は魔力を行使しようとすると、体の一部が竜の部位に変質させるため、カムイが人間時代から使える姿でもある。
だが、それでもその力は並の上位竜の比ではなく、ラグナともたった数秒の間で、周囲の地形を破壊し尽くす程の死闘を繰り広げた。
竜形
半竜形から体が一回り大きくなった上に、鎧のような外骨格に覆われ、首が伸び尻尾が生えるなど、完全に竜に成った姿。
戦闘力もさらに向上しており、放電一つで地表にいくつものクレーターを作る規模の爆撃を起こし、大気圏外での高速戦闘すらも可能となっている。
雷神闘法
スターリアがラグナの為に作った銀剣により、120%の力を発揮したラグナに対し、ギルゼアの『尖った天才になりたまえ』と言う言葉を思い出し、雷爪と一体化して完成したカムイの終着点。
上半身裸の人間態の様な姿で、眼球は黒く金色の瞳は雷を思わせる紋様になっている。
一言で言えば銀気闘法の竜版であり、それまで力でゴリ押ししていたラグナを逆に圧倒。
体の一部を自在に魔剣へと変化させ、全身から雷の魔力を迸らせる。
完成と同時に発した圧力は、地上で戦っていた銀装兵団やアルテマティアを地面に縫い付け、その速さでラグナの首を切り落とす程の実力を見せつける。
雷を超える速さに魔剣の強さ、そして無尽蔵の魔力でギルゼアに届くと確信できる領域であり、自ら首を接合したラグナと、最後の激闘を繰り広げる。
関連タグ
エスデス…アカメが斬る!のヴィラン側のメインヒロイン。戦闘狂ではお仲間。
グリムジョー・ジャガージャック…BLEACHの登場人物で声が同じ諏訪部純一。