ハウニブ
はうにぶ
ハウニブとは、ドイツで開発された(と言われている)UFO型VTOL機である。
概要
第二次世界大戦中にドイツが極秘開発していた(と言われている)UFO型VTOL機。
…とは言うものの、正体に関しては文字通り「正体不明」であり、それ以前に本当にあったかどうかすら不明な謎兵器である。
クーゲルパンツァーの方がまだ実物が存在しているだけ信用できるって状態である。
その点から都市伝説や「地球製UFO」のネタとしては格好の題材の一つともなっている。
仕様
仕様としては、
- 機体下部に戦車砲を搭載する
- 形状は円盤型をしている
くらいしかわかっていない。
動力や浮上する原理に関しては全くの謎であり、「円盤型のヘリコプター(外縁部をファンとして回転させて浮上する)」という意見から「極秘裏に開発した反重力装置を使っている」みたいなトンデモ説までなんでもある。
とは言うものの…
人類は「空飛ぶ円盤」を諦めたわけではない。
カナダではVZ-9 アブロカーという円盤型VTOL機がかつて開発されていた。
これはアメリカ陸軍の「空飛ぶジープ的な乗り物」という要求を受けて開発されていたものである。
円盤型の機体の表面に高圧空気を噴射して揚力を生み出す(巡航中の飛行機の主翼と同じ状態を作り出している)ことで浮上し、地表付近を高速で巡航するという計画であった。
しかし、1m以上ではまともに浮上できないなどの点が判明しお蔵入りとなる。
そして現代では、同じくカナダのポール・モラーという人物がM200Gという円盤型のスカイカー(空飛ぶ車)を開発している。
こちらは機体周囲に取り付けたファンを使って浮上するというものである。