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ドーベン・ウルフの編集履歴

2014-11-28 16:27:43 バージョン

ドーベン・ウルフ

どーべんうるふ

AMX-014ドーベン・ウルフとは、機動戦士ガンダムΖΖに登場するモビルスーツ。

概要

ネオ・ジオンが、鹵獲したサイコガンダムMk-Ⅱを小型化し、量産機として再設計した重攻撃型モビルスーツティターンズで開発が進められていた量産型サイコガンダムも同様のコンセプトを持つ機体である)。

地球連邦よりアクシズに亡命したローレン・ナカモト博士らが、ガンダムMk-Ⅴをベースに開発を行った機体であり、ハンマ・ハンマで未完成だった一般兵用サイコミュの完成系を搭載した初の機体である。

主なパイロットはラカン・ダカラン


本機の基本フレームの構成はガンダムMk-Ⅴを踏襲したものとなっているが、火器系統の配置に関してはサイコガンダムMk-Ⅱを参考にしており、Mk-Ⅴと比較してより火力に比重を置いた設計となっている。

機能的には第4世代MSに分類され、多数の直結型メガ粒子砲やサイコミュ兵器を搭載し、量産を前提とした機体ながらもΖΖガンダムにも匹敵する強大な火力を誇る。


また本機最大の特徴として、パイロットの微弱な感応波を増幅する技術を応用しコンピュータの補助によりニュータイプ能力の低い一般パイロットにも有線ハンドビームやインコムといった簡易サイコミュ兵器の使用を可能にしている。

有線ハンドビームはオールレンジ攻撃用端末としての用途の他に、敵機に取り付かせ高圧電流を送り込むショックバイトとしても使用可能であり、指揮官機のものはレーザー通信を利用したフル規格のビットとして機能することができる。

後者の場合、本体に隠し腕が仕込まれているため、腕部射出後も格闘戦において支障をきたすことはない。

またインコムはアクシズ内部の開発ではなく、ガンダムMk-Ⅴより受け継いだ連邦系の技術である。

これらの兵装は、通常のサイコミュ程複雑な操作はできず、あくまでもコンピュータによって擬似的にサイコミュ的挙動を再現しているに過ぎない。

しかし、アクシズの技術陣によって独自に改良が施されており、より柔軟な運用が可能となっているという。


第一次ネオ・ジオン抗争末期、同時期に開発されたザクⅢとの競合に於いて単機での性能を引き上げ人的資源の乏しさを補うというネオ・ジオンの基本戦略と合致した事からザクⅢを下し制式採用され少数が量産されているが、その全てがグレミー・トト率いるグレミー派側に流れている。

その内の六機が「スペースウルフ隊」の戦力として運用され、ハマーン・カーン配下のマシュマー・セロらと激闘を繰り広げた。

一部機体は第二次ネオ・ジオン抗争後にネオ・ジオン残党袖付きにて運用されている。


ジオンの後継たるネオ・ジオンの量産機ではあるが、前述の通り連邦のガンダムタイプの機体をベースとし、ザクの後継機を掲げる機体を下して主力機として制式採用されるなど、同組織の中において特異な立ち位置にある機体であると言える。


バリエーション

ガンダムMk-V

原型機。詳しくはガンダムMk-Ⅴを参照。


シルヴァ・バレト

改修機。詳しくはシルヴァ・バレトを参照


その他

なお初期設定名は「G-V」となっており、頭部デザインはクィン・マンサの物と取り換えられたこともあり、ガンダム・タイプの機体としてデザインされていたことがうかがえる。

この初期稿をブラッシュアップしたものが「ガンダムMk-V」である。


関連イラスト

ドーベン・ウルフ


関連タグ

機動戦士ガンダムZZ サイコガンダム サイコガンダムMk-Ⅱ ガンダムMk-V

ドーベンウルフ

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