オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン
おっどあいずぺんでゅらむどらごん
「現れろ雄々しくも美しく輝く二色のまなこ!
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!」
概要
アニメ遊戯王ARC-Vの主人公・榊遊矢のエースモンスターオッドアイズ・ドラゴンがペンデュラムモンスターへと変化した姿。
名前通りオッドアイで、右目が赤・左目が緑である。四肢と背は赤色で、額と胴体の球体が青色。胴体と翼は白金色。
外見は大きくは変わっていないが、翼が巨大化し、頭部に装飾が追加され、体のあちこちに緑の球体が付いている。
OPでの映像から飛行はせず、移動はやはりダッシュだと思われる。
ファンの間では、「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンの派生モンスターが出ると飛行できるのでは?」と考察されているが、果たして・・・。
略称はオッP。
原作での活躍
アニメ『遊戯王ARC-V』第1~2話のデュエル「遊矢vsストロング石島」戦で初登場。
絶対絶命のピンチの中、突然遊矢のペンデュラムから放たれた力によって、オッドアイズ・ドラゴンがこのカードへと変化し、そのままペンデュラム召喚によって特殊召喚された。
そして、同時に特殊召喚されたEMソード・フィッシュとEMウィップ・バイパーの効果で弱体化したバーバリアン・キングを攻撃し、効果による戦闘ダメージ倍化によって勝負を決めた。
その後も遊矢のデッキにはオッドアイズ・ドラゴンではなくこのカードが入っており、彼のエースモンスターとして活躍している。
攻撃名は「螺旋のストライクバースト」。初期の頃は「そのふた色の眼で捉えた全てを焼き払え!」という前口上も付いていた。モンスター効果名は「リアクション・フォース」。
攻撃名は「青眼の白龍」・「銀河眼の光子竜」の攻撃技名と似ている。
歴代主人公のエースカードの攻守と同じである。また、闇属性・レベル7というのは武藤遊戯の切り札「ブラック・マジシャン」と同じである。
アニメテキスト
ペンデュラム・効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻 2500/守 2000
【Pスケール:青4/赤4】
(1):1ターンに1度、自分のPモンスターの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージを0にできる。
【モンスター効果】
(1):このカードが相手のレベル5以上のモンスターと戦闘を行う場合、このカードが相手に与える戦闘ダメージは倍になる。
OCG版説明
OCG第9期第1弾「THE DUELIST ADVENT」で登場したレベル7・闇属性・ドラゴン族のペンデュラムモンスター。モンスターとしては効果モンスター扱い。攻撃力2500・守備力2000。
ペンデュラムモンスターをサーチするP効果が追加され、モンスター効果も対象制限が外れたため、アニメよりも使いやすくなった。
P効果は性質上どちらか一方しか使えないので、基本的にサーチ効果を優先することになるだろう。
その場合このカードは破壊されるが、「遅効性のサーチ魔法」と割り切ればそう悪いものでもない。
ペンデュラム召喚でフィールドに呼び戻せれば理想的なのだが、現在Pスケール8以上のペンデュラムモンスターはいずれも特殊召喚に制限を加えてしまうものばかりなので、時読みの魔術師とDDプラウド・オーガ以外ではペンデュラム召喚不可能である。
使い捨てではあるが、エクストラデッキに複数枚溜まっている時に速攻魔法「ペンデュラム・ターン」で片方のPスケールを10にまで引き上げることで、一斉召喚するという手もある。
モンスター効果はダメージの倍化。
自身を強化、または相手を弱体化させればより大きなダメージが通る。
直接攻撃では適用されないので、相手モンスターを攻撃表示にさせたり、貫通効果を付与するなどの工夫が必要になる。
ボードアドバンテージには繋がらないため、他のカードと連携して一撃必殺を狙いたい。
OCGテキスト
ペンデュラム・効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
【Pスケール:青4/赤4】
「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」の(1)(2)のP効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のPモンスターの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージを0にできる。
(2):自分エンドフェイズに発動できる。
このカードを破壊し、デッキから攻撃力1500以下のPモンスター1体を手札に加える。
【モンスター効果】
(1):このカードが相手モンスターと戦闘を行う場合、このカードが相手に与える戦闘ダメージは倍になる。