誠ミラ
せいみら
この記事は本編中盤からの多大なネタバレを含みます。未視聴の方は注意。 |
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概要
2人とも『ハピネスチャージプリキュア!』の主要キャラクターである。
相楽誠司は主人公チームであるハピネスチャージプリキュアのサポート役を務める日本人少年。ぴかりが丘中学校2年生。
クイーンミラージュ(以下、ミラージュ様)は、敵組織である幻影帝国の女首領。実は、300年前にぴかりが丘を守っていた巫女にして戦士キュアミラージュが悪堕ちした存在。
「プリキュアと敵の男幹部・男首領」による男女カプは数多あるのだが、「プリキュア関係者の青少年と敵の女幹部・女首領」による男女カプは非常に珍しい。
2人とも、メイン主人公である愛乃めぐみ/キュアラブリーと地球の神ブルーの関係に、複雑な感情を抱いている。
放映中盤、ミラージュ様とブルーの因縁が少しずつ明かされ、同時にめぐみとブルーが近しくなっていった。この時点で誠司とミラージュ様に同情した、もしくはめぐみとブルーに反感を持った一部の視聴者が、「誠司が誠心をもってミラージュ様を悪堕ちから救い出す」展開を期待するようになった。
その一方、「ブルーとめぐみの仲に絶望した誠司が、ミラージュ様の誘いで悪堕ちする」「ミラージュ様が解放された後、誠司が悪堕ちして幻影帝国の新幹部になる」との予想もあったが…。
本編展開(ネタバレあり)
基本的に、誠司はプリキュアのサポート役として、巻き込まれた一般市民を安全圏まで誘導している。それゆえ、ミラージュ様がプリキュアと対峙する場に居合わすことが出来なかった。
そもそも誠司が「幻影帝国のクイーン」「めぐみの恋敵」をどう思っていたのかは、彼女が浄化される43話まで一切描かれなかった。
ミラージュ様の方も、「プリキュアのサポート役」「恋敵に懸想する少年」について意識する描写は一切なかった。
結局、めぐみの奮闘でミラージュ様は浄化されて黒髪美女ミラージュへと戻った。一方、ミラージュに見切りをつけた黒幕が、めぐみの勧誘失敗を経て誠司に目をつける。
かつてはミラージュに、今度は誠司に対して悲劇は繰り返される。果たしてミラージュは自分と同じ境遇の少年へ何が出来るのか?そして、何を行うのだろうか…?