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高尾太夫の編集履歴2015/02/12 16:23:46 版
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高尾太夫

たかおだゆう

江戸時代 前期から中期の遊女(太夫)。「高尾」の名を襲名した遊女は複数名おり、7代続いたとも11代続いたともいわれる。

概要

江戸新吉原三浦屋に抱えられていた遊女万治宝暦年間(16581764)の約100年間に数人の「高尾」がいる。7代続いたとも11代続いたともいわれ、人数は特定できていない。同名の太夫が続くのは、各娼家通り名として襲名させる習慣によるもので 珍しくはなく、近世初期には吉野高橋初音などが同様に数代におよぶ名妓(めいぎ。名高い芸妓の意)と伝えられる。

各代の高尾は、逸話とそれが何代目であるかが確定できないため、身請けした人物の名前などで区別している。有名な仙台藩伊達綱宗に請け出されたものは仙台高尾(または万治高尾)といい、ほかに西条高尾駄染高尾(または紺屋高尾)、榊原高尾子持ち高尾などが知られる。

大田南畝(おおたなんぽ)、山東京山(さんとうきょうざん)をはじめ数種の『高尾考』が著され、歌舞伎浄瑠璃の題材にも多く用いられた。それらの作品群は「高尾物」と呼ばれている。

表記揺れ

高尾

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