『ファイナルファンタジータクティクス(FFT)』はスクウェア(現スクウェア・エニックス)が
制作・販売したPS用シミュレーションRPGである。ファイナルファンタジー(FF)シリーズの
外伝的作品であり、FFTシリーズおよびイヴァリース関連作品の第一作でもある。
後に『ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争』としてPSPにリメイクされた。
概要
シナリオは基本的に一本道で、選択肢による分岐はない。戦闘画面はクォータービュー。
キャラ(ユニット)の育成にはFFお馴染みのジョブチェンジシステムを採用している。
ストーリーは重厚で、戦争・謀略・宗教・歴史ロマンと、従来のFFシリーズとは対照的。
むしろプレイ感覚としては「タクティクスオウガ」に近い。
……まぁ、メインスタッフが同じなので仕方ないといえば仕方ないのだが。
物語の始まり
かつて、イヴァリース国を二分した大乱「獅子戦争」。その争いを最後に制したのは、
平民出の若き英雄ディリータである――後世に残された歴史書にはそう伝えられている。
しかし、グレバドス教会にて400年の間隠匿されていた書物「デュライ白書」には、
従来の正史とは異なる、まったく別の内容が記されていた。
いわく、歴史には名も残されていない、名門ベオルブ家の末弟こそが真の英雄であると。
だがその人物は、教会の主張によれば神を冒涜した "異端者” であるのだという。
正史が歴史の「光」とすれば、デュライ白書は「闇」の部分を伝えているのかもしれない。
プレイヤーは "異端者” ラムザ・ベオルブとなり、歴史の真実を探る旅へ赴くこととなる。
主な登場人物
ラムザ・ベオルブ
アルマ・ベオルブ
ディリータ・ハイラル
オヴェリア・アトカーシャ
アグリアス・オークス
オーラン・デュライ
ムスタディオ・ブナンザ
ガフ・ガフガリオン
アルガス・サダルファス
………他、多数の人物が登場する
関連タグ
FF FF7 FF12 FFT FFTA FFTA2 イヴァリース