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概要

フルネームはガフ・ガフガリオン(Gaff Gafgarion)

年齢53歳。北天騎士団に雇われた壮年の傭兵で、第二章(および序章)では主人公ラムザや見習い戦士のラッド(凡用PC)を部下に傭兵団を組織している。五十年戦争では東天騎士団の分隊長として活躍したが、目的の為に手段を選ばぬ強引なやり方が非難され、終戦後は騎士団を追放されている。

ルザリア聖近衛騎士団アグリアスの一団と共にイヴァリース先代国王の娘オヴェリア王女を護送するはずだったが、実はダイスダーグと内通しており、道中で待ち伏せする北天騎士団による王女の誘拐・暗殺をサポートするよう命じられていた。アグリアスは当然ながら、ラムザもこの事実を知らされておらず、兄やガフガリオンの卑劣な作戦に怒り、対立することになる。

人物

黒茶色の甲冑に白い口髭が特徴の壮年男性。

曲がりなりにも元・騎士とはおもえぬ粗暴な言動を常々用い、「ん」を「ン」と発音する独特な喋り方をする。「どんな内容でも最後まで勤めを果たすのがプロ」と言い表しているように、相手の心情など度外視し、ただ傭兵として任された仕事をこなす冷血漢。女騎士アグリアスとは真逆の気質とも呼べる性格で、実際両者は初対面時より意見を違え険悪だった。

「暗黒剣」を使用することや、主人公を裏切るということもあって、悪役という印象の強いガフガリオンだが、「金にならないことはしない主義」と言いつつラムザを気にかけていたり、ボコを助けた際に「よかったなお前」と声を掛けていたりと、なんだかんだで面倒見のよさを感じさせる。ダイスダーグのやり方にも「胸くそが悪くなる」と内心は否定的であり、ラムザを何度も説得しようとしている。

ウィーグラフほどのバックボーンもなく登場期間は短いものの、長く戦乱の続くイヴァリースにおいて独自の哲学を確立させ、決別後も幾度とラムザと刃を交えたその強さもさることながら、その間に交わす両者の討論もあり、印象に残っているプレイヤーも多い。

ユニットとしての性能

専用ジョブは『ダークナイト』。

固有アクション「暗黒剣」は、相手のHPを吸収する「闇の剣」と、MPを吸収する「暗の剣」を使用できる。いずれもチャージタイム無し、射程範囲3マス高さ無限、無消費と高性能。しかし、「ナイト(騎士)」を冠しているにもかかわらず騎士剣が装備不可だったり、アンデッド系に対する闇の剣は逆効果だったりと、それなりの弱点があったりする。

その性能もあり、味方ユニットとして共闘の際は心強いが、敵ユニットとなるとかなり手強い。処刑場での戦いは敵ユニットの数も多く、味方が育ってないと苦戦は必至。ライオネル城城門前ではラムザが彼の計略にかかり孤立状態でガフガリオンと一騎打ちになるため、闇の剣を上回る攻撃力、もしくは他の味方の元へ戻る移動アビリティなどの対策が必要になるだろう。

因みにリメイク作『FFT獅子戦争』には汎用ジョブとして新たに『暗黒騎士』が追加されており、固有アクション「暗黒」には闇の剣と同じ性質の「ブラッドウエポン」、暗の剣と同じ「ダークウエポン」、その他にも更に3つの技が使用可能となっている。

(ただしブラッドウエポンに関しては闇の剣よりダメージ性能が20%劣る。)

FFロストストレンジャー

敵役でゴールドソーサー編で登場する。

因みにこの作品での「ガフガリオン」と言う名はコードネームという設定になっている。

禁術倶楽部と関わりがあり、佐々木正吾一行やランドルフ・アマランス(ラッド)と対立する。

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  • TO、お題

    TOでFFTお題小説 【中編】

    TOのデニムが、イヴァリースの世界へ。 FFT、第二章中盤から第三章の中盤の流れ。 TV様(閉鎖)より、長文5題/希望*焦燥*思想*慕情*憂鬱*哲学を使用しています。 このお題小説は、サイトに乗せております。
    17,556文字pixiv小説作品
  • 拝啓 アンタへ

    【アグリアスがオヴェリアに届く事のない手紙を書いていることを知ったラッド。 その事で思う所があったラッドは、かつての上司に自分も手紙を書いてみる事にした。】 ラッドとアリシアにオリジナルなキャラ付けをしているのでご注意を。 ガフガリオンが裏切ったあとも黙ってついてきてくれるラッドが印象的で、妄想が昂った結果がコレです…。 「Braveが高いとリアクションの確率が高くなるぜ!」と豪語しているラッドは、個人的に男らしい印象がありますね。
  • 【FFT】妄想IFシナリオ~Bad End『後悔』~

    小説投稿のテストがてら、以前書いたSSでも。FFT第2章におけるIFシナリオ・バッドエンドルート、加えてBL(!?)なので読まれる方は自己責任で~。 ラムザ、ラッド、ガフガリオンの複雑な人間模様が織り成す悲劇。ラムザ←ラッドというかガフガリオン←ラッドというか……こんなシナリオ分岐があったらって言うお話です。
  • イヴァリースの鬼

    非情に生きた鬼

    かつて、サイトに乗っていた、クロスオーバー小説です。 タクティクスオウガで、FFT。ガフガリオンから見た、Lルートのデニムです。

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