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オヴェリア・アトカーシャ

おゔぇりああとかーしゃ

スクウェア発売のSRPG『ファイナルファンタジータクティクス』に登場するキャラクター。
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概要

物語の舞台であるイヴァリースの先代国王のデナムンダ4世の娘。
現国王オムドリア3世が王妃ルーヴェリアとの間に授かった第一王子、第二王子を立て続けに亡くし、後継者とすべく養女として迎えられた(このため事実上は国王とは兄妹の関係にある)。

しかし、直後に第三王子オリナスが誕生したことで、王妃の実弟ラーグ公爵を介し修道院に送られ生活していた。年齢は主人公ラムザの一つ下。修道院で知り合った妹アルマとは同い年であり、似た境遇を共感し合った親友でもある。

アルマと並ぶ本作のメインヒロインと呼ぶべき存在だが、その結末はラムザやアルマとは対称的な悲劇的な最期によって締めくくられ、ディリータの妹ティータと並ぶ身分格差社会の被害者とも呼ぶべき存在。

人物

一国の王女という立場であるが長年を修道院で過ごしており、その人柄は穏やかで心優しい人物。自身の血筋のせいで国が後継者争いに揺れ、多くの血が流れている現状に心を痛め、国の平和を願い神に祈りを捧げ続けている。後に己の出生の秘密を知り全てに絶望し、ディリータの言葉を信じ女王として国を治めること決意するとともに、彼に惹かれ夫婦となるが…

専用ジョブは『プリンセス』。
固有アクション「聖魔法」を持ち、「マバリア」などの汎用ジョブでは覚えられない強力な白魔法を使いこなす。『クレリック』である旧友アルマも同様のアクションを持つが、こちらは加えて兄ラムザの使う「おまじない」も使用できるなど若干の差異がある。また、AIとしての行動もオヴェリアは自身の身を守ることを第一に行動し、アルマのほうは兄を優先してサポートするようになっている(もっともこれはオヴェリアが参陣する戦闘で彼女の死が敗北条件になっていることもあるが)。

作中での活躍

本編では第二章(および序章)から登場。
養父オムドリアの死により国の後継者争いの緊張が高まる中、アグリアス率いるルザリア聖近衛騎士団、ガフガリオン率いる傭兵団(ラムザ含む)の警護の下、ラーグ公の領地ガリオンヌへ護送される予定だったが、突如現れたゴルターナ公爵配下の南天騎士団によって狙われることになる。アグリアスたちがなんとか敵を撃退するも、その間にオヴェリア自身は裏口から侵入したディリータによって連れ攫われてしまう。

その道中のゼイレキレの滝にて、今度はラーグ公配下の北天騎士団がオヴェリアを「南天騎士団の仕業」に仕立てて亡き者にしようと襲いかかる(ラーグ公は姉の子であるオリナスを立て傀儡政権を築こうと目論んでおり、その上でオヴェリアは邪魔な存在だった)。辛うじてその場に駆けつけたアグリアスと、義憤からガフガリオンたちと袂を分けたラムザたちによって救援され事なきを得る。ディリータも戦闘後にオヴェリアの身柄をラムザに「一旦預ける」という名目で返還し去っていった。

この一件でゴルターナ、ラーグどちらも信用できなくなった一行は、グレバドス教派のドラクロワ枢機卿を頼り、その領地であるイヴァリース南のライオネルを目指した。道中で出会い、同じく枢機卿に直訴を求めていた若き機工士ムスタディオの協力もあり、無事にライオネル城に迎えられたオヴェリアだったが、実はドラクロワ含むグレバドス教はオヴェリアを女王に仕立ててイヴァリースの覇権を握ることを目論んでいた。

実は彼女は本物の王女ではなく、国政を牛耳るルーヴェリア王妃と対立する元老院が、早世した本物の王女の身代わりとして王位を継承させるために用意した影武者であった(ただしオヴェリア自身はこの事実を知らず、本物の王女として育てられてきた)。神殿騎士ヴォルマルフによってこのことが告げられ、絶望のままゴルターナの領地ゼルテニアに送られる。

表向きは「ラーグと繋がるドラクロワが、ゴルターナの上洛を妨げる目的でオヴェリアを捕縛し処刑しようとしていたところを、新兵としてライオネルに潜入していたゴルターナ傘下黒羊騎士団のディリータが救出した」「ラーグは王女殺害の嫌疑をゴルターナ陣営に被らせることで国政から排斥しようと目論んだ」という筋書きで、彼がゴルターナ陣営に加わることと、ラーグとの対立を表面化させる口実に利用される。結果、オヴェリアはゴルターナ陣営にイヴァリース女王として総大将に祭り上げられ、ラーグ陣営もこれに対抗しオリナス新王を総大将とし挙兵、畏国を二分する大戦「獅子戦争」が勃発する。

王家の血筋でもない自身の存在で多くの血が流される現状と、国の平和を願い修道院での幽閉同然の生活が全て無駄だった事実に絶望するオヴェリアだったが、同じように偽りの身分を与えられて生きてきたディリータから「誰にも利用されることのない輝かしい未来」を約束され、彼を信じる道を選んだ。

戦争が激化する中、ゴルターナはディリータの暗躍によって倒れ、その首謀者に仕立てられたオルランドゥ伯も粛清された(実際はラムザによって救出され逃亡した)ことで南天騎士団の主導権はディリータが握ることになる。オーランが必死の覚悟で直訴しようとしたゴルターナの死の真相と、“英雄”となるためにはすべてを利用すると言い放つディリータの姿に、オヴェリアはショックを受け、彼への疑心を深めていく。

その後、ラーグ陣営も教会も次々に主導者を失い壊滅し、ディリータは獅子戦争を終結させた英雄として君臨、新たなイヴァリース王と成りオヴェリアと結婚する。しかし、すべてを騙してその地位を確立させたディリータへの疑いから極度の疑心暗鬼に陥ったオヴェリアは、そのわずか数ヶ月後、誕生日を祝おうと花束を持って現れたディリータを隠し持っていた短刀で刺し、親友に利用され汚名を被り続けついには命を落としたラムザ、アルマの兄妹に一矢報いようとした(実際は二人は生還し人知れず隣国へと旅立っている)。

そして、咄嗟に同じく刃を抜いたディリータによって自らも彼に刺されてその場に倒れ、ディリータがラムザに向けて「おまえは何を手に入れた?」と呟きながら物語は幕を閉じられた。

プレイヤーの間では、この場面でオヴェリアは死亡したものとおもわれていたが、本作発売から後年の2019年の松野泰己氏へのインタビューによると実はその場で死亡したわけではなく、アグリアスのバックストーリーから推測するに少なくとも5年以内までは生存していた模様。ただし、ディリータに刺された傷の後遺症によるものなのか、また別の死因によるのものなのかは不明。
→インタビュー元記事はコチラ

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オヴェリアの不安


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