概要
いわゆる「煩悩」の化身であり、「摩羅」（魔羅）の語源となった悪魔である。
マーラ（女神転生シリーズ）
真・女神転生Iから登場した悪魔。種族は「魔王」（ペルソナでは「塔」）。あまりにもそのままのお姿が多くのプレイヤーを驚愕させた。
作品によっては、「押し潰し」、「誘惑の霧」…はたまたは「地獄突き」といったプレイヤーにアレな想像をさせる様な名前の特技をこれでもかと言わんばかりに使ってくる。
しかし、魔王だけあってその実力は馬鹿には出来ず、敵として現れた際になめて掛かると確実に全滅し兼ねないので、対決前には念入りに準備をして挑まなければならない。
真・女神転生
特にイベントはなく通常悪魔として登場するのみ。ただし通常敵やボス敵としては登場しないため合体でしかそのお姿を拝む事が出来ない。
真・女神転生Ⅱ
コクマの塔で主人公を待ち受けるボスとして戦うことになる。現在の戦車に乗った姿が固まったのもこの頃。「ご立派な〜」という形容詞が生まれたのもこの作品である。また、GBA版で追加されたビジョナリーでは、マーラ様が何者かをしつこく誘惑する姿が描かれる。
真・女神転生Ⅲ
スライム状態で召喚されてしまい頭だけのフニャフニャな姿。ただし、その実力は侮れず、強力な全体物理攻撃や毎ターン大回復するなど対策なしで挑めば昇天間違いなしである。
ソウルハッカーズ
次元の回廊に登場するボス悪魔で、所持スキルが物理属性のみという雄々しさに満ちている。
ちなみに、女性キャラに体当たりをかましてくる（女性キャラがいないと大暴れするという戦闘パターンになっている）。
デビルサマナー葛葉ライドウ対アバドン王
別件依頼「ニセライドウ現る！」において平行世界のライドウ（雷堂）を襲う。3Dデザイン完全体で大暴れできる初の作品であるためか、放送コードギリギリの発言や増援として呼ぶ悪魔が全員女性系悪魔などノリにノっている。特にスキル『猛突進』時の姿は見る者を畏怖させる威容に満ちている。ちなみに戦闘の舞台となるワ電イ号機と呼ばれる電波塔は男性器の様な外見をしている。
真・女神転生20XX
メタトロンを向こうに回して、ラスボスを張っている。
真・女神転生STRANGE JOURNEY
事前に“美しい女神”と称した上でご立派な姿を現し、EXミッションを依頼してくる。「スライム化しかねん」、「カオスの諸兄」という発言や、ミッション名が“マーラ様のご依頼”、報酬が“ピースメイカー”などユーザーサービス的な要素が強いイベントである。ちなみに海外ではマーラ様が原因でM指定(17禁)にされてしまったようである。
ペルソナ3
FESの追加ペルソナとして登場。この為にグラフィックが新たに書き下ろされている（他のペルソナは大半は過去作からの流用）。「マララギダイン」という専用技を備える。これは火炎相性最強の特技なのだが、緑色の液体が怪しげなSEと共に纏わり付くというかなり衝撃的なエフェクトとなっている。なお、マーラをつけた状態でエリザベスと会話するとお褒めのお言葉がいただける。逆に、ポータブル版女性主人公に装着し弟のテオドアと会話するとたしなめられる。
ペルソナ4
ペルソナとして使用可。マララギダインは削除されてしまったが相変わらずベノンザッパーやチャージといった微妙なスキルを備える。
その他
『ペルソナストーカー倶楽部』第12回の羊毛フェルトでペルソナを作ろうというコーナー『てづくりこ～ぼ～』にて、羊毛フェルト作家の のそ子氏によって、フェルト人形が作られた。
コーナー内ではデフォルメで作っていた。
のそ子氏は収録前に二日がかりで超リアルなマーラ様フェルト人形を作っており、それを初見したMCのマフィア梶田は絶句していた。<下記動画49：40あたり>
