「ゾルベゲール博士、かたじけない…」
CV/辻村真人
概要
『仮面ライダースーパー1』第14「ドグマ全滅?悪魔博士の笑いガス」に登場するドグマ王国のムカデ型改造人間。
数々の殺戮兵器を作り出したため“悪魔博士”と呼ばれ忌み嫌われたナチスドイツの科学者・ゾルベゲール博士が開発した毒ガス『Rガス』を散布しての日本占領作戦の指揮官を務める。鳴き声は「ムカムカムカ」
復活させたゾルベゲール博士が復刻した『Rガス』の性能実験後、スーパー1を罠に嵌めて殺害を試みるも失敗し、逆に自慢の2本の牙の片方を折られてしまい逃げ帰ってしまい、その事に激昂したメガール将軍にもう片方の牙まで折られた上に死刑を宣告されてしまう。
しかし、ドグマ王国の乗っ取りを密かに企てていた博士に命を救われた事に恩義を感じ、彼の口車に乗って共にクーデターを結構。
まず手始めにメガール将軍を毒針で殺害した後、帝王テラーマクロの暗殺を謀るが、既に彼らの行動は見破れており、更にはさっき殺害したと思っていたメガール将軍も実は彼の影武者の1人だったことが発覚。
たちまち謀反人として組織を追われる立場となってしまい、更に運の悪い事に逃亡先で『Rガス』の解毒剤を求めてアジト近くにスーパー1に出くわしてしまったため、藁をもつかむ思いで彼に助けを求めるが断られ、自棄を起こして戦闘に突入。
しかしスーパー1に敵う筈もなく最後は『スーパーライダー月面キック』を受け爆死した。
ちなみに謀反を企てていた為、ドグマ怪人の中で唯一「テラーマクロ」の断末魔を上げずに死亡した怪人だったりする。
能力
人間を笑い死させる恐怖の毒ガス『Rガス』が仕込まれた大型のムカデの大群を自在に操つる事ができる。
また、尻尾を引き抜いて『ムカデムチ』という鞭状の武器として用いることが出来るほか、全身のトゲを毒針やトゲ爆弾として用いることが出来るが、ネオショッカー怪人のドブネズゴンの『ネズラ毒』と同じく使用回数に制限があり、全身のトゲを使い果たすと“再生能力が無いため”敵に攻撃する手段が全くなくなってしまうという弱点が存在する(デストロンの機械合成怪人のように、なんで武器を補充できる構造にしなかったんだろうか?謎である…)。