この記事には「小説仮面ライダーフォーゼ~天・高・卒・業~」のネタバレが含まれます、閲覧にはご注意ください。
概要
自身の抱えたトラウマと向き合い、それを乗り越えた園田が、イカロスに奪われたエナジー=自身の夢を取り戻したことで核を失い暴走した姿にして仮面ライダーイカロスの怪人態。命名者は友子。
※ちなみにその際に大量の「正のコズミックエナジー」=「生徒たちから奪い取った夢」があふれ出して結晶化し、ランチャースイッチ・スーパー2までも生み出した。
核を失った事で邪悪な攻撃性しか残らなかったせいか、醜悪に歪んだ怪物としか言いようのない姿をしている。弦太郎曰く“天高生の青春の膿の結晶”。
背中に生えた翼が無数に生え続けては伸びきる前に折れて行く為、その重みで常に獣の様な前傾姿勢で動くという特徴を持つ。
自身の目論見を台無しにされた怒りに身を任せて闇に染まったコズミックエナジーを放出しながら超高速回転してメテオの攻撃を全て弾き返して彼を圧倒。
止めを刺さんとした際、アルゴ・ゾディアーツを撃破して戻って来たフォーゼと最後の決戦を挑む。
園田とユウキの夢だった宇宙空間をフォーゼとの決着を付ける為の戦場に定めて対決するが、自身の凄まじい回転攻撃にも動じずそれを受け止めたフォーゼを目の当たりにして勝てないと悟る。
それと同時に究極生物に近付いた自身が元の原始生物まで退化し始めている事に気づき、フォーゼから逃げたいという衝動に駆られるも、彼には絶対に負けたくないという思いがそれを凌駕し、過去最大にコズミックエナジーを放出しながら回転。
黒い太陽のような姿へと変貌して特攻をかけるが、最後はフォーゼ・ランチャーステイツのリミットブレイクを受け爆散。
ただのSOLUへと戻り宇宙へと帰っていった。