「ワタクシ、失敗しませんので。」
声:沢城みゆき
概要
眼鏡に封印の手裏剣が刺さったことで誕生した、二口女の伝承を受け継ぐ妖怪。
何かしらの弱みを持った相手を話術によって丸め込み、呪術が施された契約書に拇印を押させることで、その相手を自在に操ることができる能力を持つ。また、契約を有利に進めるため、契約の話が終了するまで一切戦闘が出来なくなる空間を作り出すことも可能。
他にも髪を触手のように伸ばすことができるが、戦闘能力はあまり高くない。
彼女の呪術は人間だけでなくオトモ忍のような人外でも有効であり、キンジと別行動をとったロデオマルを騙して契約書に拇印を押させ、ニンニンジャーとの同士討ちを狙った。
この作戦は晦正影が立案したものだが、フタクチオンナはそれに併せてニンニンジャーのメンバーにも契約の呪いを与えることを提案するも、正影には「お前如きがワシに意見するな」と切り捨てられる。
それに対して怒りを覚えたフタクチオンナは、独断でキンジにも契約を結ぶように迫り、それを阻止しようと駆けつけた霞、八雲共々契約を結ばせるための専用の空間へと引きずり込んだ。
結果、キンジを契約の呪いに陥れることに成功するが、霞の煽てに乗ってしまったことで次第に正影への不満を爆発させ、ついには「今までの自分を捨てて新しい自分へと変わる」と舞い上がってしまい、その勢いでうっかりキンジとロデオマルの契約書を自分で破り捨て、自ら呪術を解いてしまった。
その後、まんまと乗せられたことに逆上して襲い掛かるも、あっさり撃破される。
中の人
演じている沢城みゆきは、ちょうどニンニンジャーと同時期のニチアサ枠で放送しているGo!プリンセスプリキュアにトワイライト役でレギュラー出演している。流石にフタクチオンナ自身がプリキュア関連の台詞を言ったりはしなかったが、霞がフタクチオンナを撃破した際にGoプリの決め台詞の1つである「ごきげんよう」を使っている。
他には過去の平成ライダーにも仮面ライダーディケイドのキバーラ役等で出演している。