概要
特撮番組ならびに同時並行して描かれた漫画作品『変身忍者嵐』に登場する忍者軍団。主人公であるハヤテ(嵐)も本来はココに所属していた。
もとは普通の忍者の集団として活動していたが、ハヤテの父・谷の鬼十が考案した改造人間手術を知った首領・魔神斎はその力に溺れ、化身忍者と名付けたサイボーグ忍者により江戸幕府を倒し、世界を征服しようと画策した(なお花岡青洲が麻酔を発明したのも江戸時代である)。
特撮版では中盤からの路線変更により魔神斎は大魔王サタンの操り人形に過ぎなかったとされた。
石ノ森章太郎自身によるマガジン版にはサタン(西洋妖怪軍団)は存在せず、最後まで血車党との戦いである。
関連項目
漫画版ネタバレ注意
漫画版最終話では、魔神斉は既に鬼十に倒されていたと明かされた。しかし鬼十はその時の怪我が原因による記憶の混濁で自身を魔神斎と思い込んだまま血車党を率い、そして正体を知らなかったハヤテに殺される事となる。最後は魔神斎の妻達に「父殺し」「兄弟殺し」(魔神斎の前座として戦った狼たちはハヤテの異母弟達が化身したもの)とあげつらわれながらハヤテの慟哭で物語の幕を閉じた。