概要
特撮番組ならびに同時並行して描かれた漫画作品『変身忍者嵐』に登場する忍者軍団。主人公であるハヤテ(嵐)も本来はココに所属していた。
もとは普通の忍者の集団として活動していたが、ハヤテの父・谷の鬼十が考案した改造人間手術を知った首領・魔神斎はその力に溺れ、化身忍者と名付けたサイボーグ忍者により江戸幕府を倒し、世界を征服しようと画策した(なお花岡青洲が麻酔を発明したのも江戸時代である)。
構成員の多くはショッカー戦闘員のようなマスクをしている。
構成員
首領
血車魔神斎
鉄仮面に鎧を纏う血車党の首領。日本を制服しようという野心を抱く。
幹部
骸骨丸
血車党の上忍。割れた頭蓋骨の内部から人間の顔が覗くような風貌をしている。刀とムチが武器。
名張のタツマキをよく一蹴することから、その息子ツムジからは「親父の苦手が出た!」と呼ばれることも。
化身忍者
ハヤテの父、谷の鬼十の編み出した秘術「人間変身の秘伝書」を元に生み出される怪忍者(中忍)の総称。作中の序盤までの敵となる。
血車党下忍
本作における戦闘員。網目の覆面に迷彩柄の忍び装束を纏う。ご多分に漏れず扱いは悪い。
協力者
悪魔道人
西洋妖怪を率いる、黒マントに杖を携えた老人。魔神斎とは対等な立場にある協力者であり、日本を征服した暁には半分をもらうという約定で協力している。
関連項目
悪の組織 血狂魔党 小説仮面ライダー響鬼
漫画版ネタバレ注意
漫画版最終話では、魔神斉は既に鬼十に倒されていたと明かされた。しかし鬼十はその時の怪我が原因による記憶の混濁で自身を魔神斎と思い込んだまま血車党を率い、そして正体を知らなかったハヤテに殺される事となる。最後は魔神斎の妻達に「父殺し」「兄弟殺し」(魔神斎の前座として戦った狼達はハヤテの異母弟達が化身したもの)とあげつらわれながらハヤテの慟哭で物語の幕を閉じた。