概要
正義感が強く、どんな悪だろうと勇敢に立ち向かう。
標準装備は青い刀の「爪龍刀」と、赤い刀の「牙龍刀」
そして宝剣「龍帝剣」である。必殺技は「星龍斬」
来歴
風雲豪傑編
師である盧植ジムキャノンが遺した「龍帝剣」を授かり、三璃紗を旅する。
旅の途中で出会った関羽ガンダムと張飛ガンダムとで義兄弟の契りを交わし、固い絆で結ばれる。
黄巾党との戦いの後に接触した呂布トールギスとの戦闘で三人とも圧倒されるも、合体奥義「三位一体星龍斬」であと一歩のところまで彼を追い詰める。
劉備が呂布を圧倒する三国志というのも珍しい(史実や演義においては終始三兄弟と互角に渡り合っていた)。さすがは主人公補正といったところか。
後に反董卓連合に参加し、後の宿敵となる曹操ガンダムと初めて接触する。
仲間ごと皆殺しにする董卓ザクの非道さに激怒し、天玉鎧「蒼龍」を呼び、董卓を撃破した(後述するBBWでは呂布トールギスの離反により董卓が死亡したためこの描写は無し)。
英雄激突編
風雲豪傑編から7年の歳月が経過した第二部。
孔明リ・ガズィや趙雲ガンダムを仲間に加え、民のために曹操軍に立ち向かうことを決意する。
赤壁の戦いにおいては圧倒的な力を持つ曹操ガンダムによって倒されるものの、龍帝の魂の導きによって天翔ける戦神、翔烈帝劉備ガンダムへと覚醒する。
曹操ガンダムとの激闘の末見事勝利し、曹操ガンダムと神火飛法凰の暴走を止めるが、両者とも行方不明となる。
戦神決闘編
本作の最終章となる第三部。
赤壁の戦いから3年の歳月が経過してるが、この時の主人公は馬超ブルーデスティニーであり、劉備ガンダムの登場は第二巻からとなる。
東方の天の刃である的盧を授かり、闇の眷属に苦戦する関羽ガンダムたちの危機に颯爽と駆けつけた。
初期の昼寝好きのうっかり者の面影はなく、立派な侠として成長している。
任意で翔烈帝に覚醒することができ、闇との壮絶な戦いを繰り広げる。
BraveBattleWarriors
CV:梶裕貴
正義感が強く、民のための正義を掲げる。
基本は原作版と変わりないが、扱いが(主人公にしては)あんまりだったらしい。というのも、
- 販促のために虎牢関、南陽、官渡での覚醒を脇役に奪われる
- キャラが多すぎるため4~5話出番がないのもザラ
- クールが始まるたびに弟二人共々行き倒れるシーンから始まる
- しょっちゅう敵から追い回され逃走してばかりいる(ぶちのめすことも多いが)
とまあ、史実をそのまんま適用したらそうなるわなとしか言えないような扱い(史実の劉備は孔明と出会った時既に45歳だった)で、英雄激突編まで誰かの食客として活きることが大半だった。そのせいかガンダムシリーズ一影が薄い主人公などと言われることもしばしばあった。
こちらでは中盤より龍装劉備ガンダムという新形態になるが、鎧を変えただけで目立ったパワーアップはしていないが、翔烈帝の意匠がところどころにうかがえる。
スーパーロボット大戦UX
関羽ガンダム、張飛ガンダム、孔明リ・ガズィと共に三璃紗から本編の世界にやってくる。
彼らが飛ばされた先はマジンカイザーSKLの舞台である奇械島で、島の三大勢力の一つである八稜郭に味方し、キバの軍勢相手に果敢に戦いを挑んでいた。
ちなみにプロローグを見れば分かるが、彼らは宇宙空間でも問題なく戦っている(アニメ最終回でも、天玉鎧に覚醒した劉備&孫権が曹操と大気圏外にて戦っている)。
補足なのか蛇足なのか
ちなみに、2007年より発売されていたプラモデル版のランナーにホンタイ1と書かれている。
これは後に関平ガンダムや周倉ドーベンウルフの素体に流用されるパーツだが、公式サイトによりネタにされ、すっかりあだ名にされてしまっている。(時には真名と扱われたりも・・・) これは真シリーズの方でも確認できる。