概要
悪ノPによる小説・悪ノ娘をはじめとする悪ノシリーズ、及びそれを含む七つの大罪シリーズ(エヴィリオスシリーズ)における登場人物の1人。
海の向こうの"青ノ国"・マーロン国の若き王。
楽曲・悪ノ娘の「海の向こうの青い人」、白ノ娘の「青い髪の優男」に当たる人物。また、関連楽曲である針音ノ時計塔におけるメインキャラクター。モチーフとしているVOCALOIDはKAITO。
この時代における「アダムの魂」。ちなみにカーチェス=クリムは彼の祖先(彼の名前をペンネームとして用いたりもしている)、ガレリアン=マーロンは彼の子孫にあたる。
ルシフェニアの王女・リリアンヌ=ルシフェン=ドートゥリシュの許婚だったが、エルフェゴートでミカエラに恋したことにより、婚約を破棄。結果としてリリアンヌを激怒させ、後に地方を揺るがすきっかけを作ってしまう。
実は彼も悪・・・??
小説版悪ノ娘の3巻・赤のプラエルディウム、及び4巻・[青のプレファッチオ>http://www.akunomusume.com/blue.html]]では、彼の心情や過去について大きくピックアップされている。
実は自身の母親であるプリム=マーロンにより悪魔を憑りつかされてしまっていた。ミカエラに恋をしたのもプリムの1つの策略であり、その時彼には色欲の悪魔が憑依していた。
その後うまく革命を利用し、ルシフェニア王国を領地に強引に併合した。(しかし各国からは批判が相次いでいたが、マーロン王家はそれを無視している。)
そして愛していたミカエラを殺害した人物をジェルメイヌ=アヴァドニアと勘違いし、仇を討とうとして一旦は悪魔化するものの、ミカエラの歌声により誤解ははれ本来の彼に戻った。また、自らの画家になる夢や、その夢の末路なども明らかとなった。
4巻ではユキナたちと共に行動し、事の真相を突き止める為にマーロンへと向かっている。プリムと対峙するものの、その先で起こった数々の出来事や真相に、悩ましく頭を抱える事となる。
『悪』とは、一体なんなのだ?