バルタンバトラー・バレル
こいつもうせみじゃない
ウルトラシリーズの宇宙人・怪獣をメインに据えたゲーム、及びそれを基にした映像作品「大怪獣ラッシュ」のキャラクター。
概容
CV:平川大輔
「大怪獣ラッシュ」に登場する、三人の主人公の内一人。ラッシュハンターズに所属している。
「命知らずの宇宙忍者」の異名をも持つ。
通常のバルタン星人に比べると、容姿がかなり機械的・未来的である。左手が五本の鉤爪というところも、通常のバルタン星人と大きく異なっている。
武器は腰のパーツが合体する手裏剣・サイクロンソーサー。また後にサンダーブーメランと言う武装も入手し使いこなしていたが対プラズマキラーザウルス戦においてその体内に取り込まれ回収不可となってしまった。
何十体もの自身の分身を出現させる「ディフェンスブランチ」や大爆発を引き起こす「シャドーエクスプロージョン」などの技を持つほか、浮遊して移動する能力もあるようである。一方で肉体の組成に金属が含まれている為強力な磁力などには引き寄せられてしまう。
この世界観ではバルタン族はウルトラマン本編のように、母星が爆発し、生き残りは彼しかいない(但し、ウルトラマン本編のように『外宇宙への移民団』が生き残っている可能性はあるが詳細は不明)。
その過去の為か口数が少なく寡黙な性格。戦闘能力もずば抜けているが、冷静に怪獣の特性を見極めて戦略を練るなど知能派な面も見せる。
バルタン星人自体は数多くのウルトラシリーズに出てきたが、『ウルトラマンコスモス』のチャイルドバルタンや『ウルトラマンマックス』のタイニーバルタンなどを除き、珍しく純粋な「敵役」ではないバルタンである。容姿が大きく変わり、立ち位置が主人公となったこと、そして過去の設定を踏まえるに、ある意味ウルトラマンの後日談・if的な存在かも知れない。
関連イラスト
余談
- あごあたりの金色のとげ状部分は、CGアニメなどでは襟の位置にあるが、着ぐるみではあごにくっついている。