概要
ポケモンレンジャーシリーズの第3作目。略称は『光の軌跡』。
現在(2014年初春)のところ、このソフトがポケモンレンジャーシリーズの最終作になっている。
トップレンジャーの主人公がオブリビア諸島を駆け巡るストーリーになっている。
あれこれ
タイトル | ポケモンレンジャー 光の軌跡 |
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機種 | ニンテンドーDS |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
発売日 | 2010年3月6日(土) |
価格 | 4,571円+税 |
販売元 | 任天堂 |
発売元 | 株式会社ポケモン |
開発 | クリーチャーズ |
CERO | A(全年齢対象) |
ゲームシステム
バトナージをベースにしており、一部追加やアレンジがされている。
- フィールドわざ
フィールドわざ「そらをとぶ」が空を飛んで目的地まで操作するものに変更されている。(バトナージは選択するのみだった)
- レンジャーサイン
タイトルの「光の軌跡」にふさわしいシステムであり、新要素。
キャプチャ・スタイラー(の光の線)を利用して図形を描くことで特定のポケモンを呼び出せる。サインはポケモンごとに異なっており、ストーリーやクエストを行うことで手に入る。
また、このレンジャーサインを活用することで一部の準伝説ポケモンの力を借りることが出来る。
- 通信協力ミッション
レンジャーシリーズ初の通信要素。
主人公が過去のオブリビアに飛んで様々な試練に挑む。
一人でも遊べるが、文字通り通信協力しないと解けないしかけもある。
舞台
オブリビア諸島と呼ばれる南の島々が舞台になっている。
島は全部で7つあり、島の名前はそれぞれドレミ(音階)の文字が頭についている。
- ドロップじま
- レインボじま
- ミロンダじま
- ファルデラじま
- ソピアナじま
- ライウンじま
- シクレレじま
登場人物
主要人物
- 主人公
ユニオンから派遣されたトップレンジャー。
主人公と同じくユニオンから派遣されたトップレンジャー。
主人公の手助けをしたりしてくれる。
- ウクレレピチュー
主人公が島に来て出会ったピチュー。小さいウクレレを持っている。
島の人々
- タルガ
オブリビア諸島のエリアレンジャー。
主人公に島のことをいろいろ教えてくれる。
- レイラ
タルガの奥さん。古代文字や遺跡について研究している。
- パネマ
タルガとレイラの子供。
- ブッカー
船を作る職人。主人公達が乗ってきた船やピチューのウクレレを修理した。
レンジャーユニオン
レンジャーユニオン技術最高顧問でシリーズの常連。
前作に引き続き登場。今回ではユニオン号の操縦士を務める。
敵組織
- ポケモンナッパーズ
金儲けのためにポケモンを捕獲したり篭手でポケモンを操ったりする組織。
- レッドアイ
主人公達の前に突然現れた赤い服装をしたナッパーズの青年。
用語
- トップレンジャー
レンジャーユニオンに直属するレンジャー。世界に数人しかいないため、任務は世界規模になる。トップレンジャーは基本的に自分自身でミッションを課すため、ユニオンからのミッションは少ない。
- 古代遺跡
オブリビア諸島には昔から多くの古代遺跡が残っている。レイラはそんな古代遺跡や古代文字の研究を行っている。
余談
ヒードラン編
ポケモンの外伝に興味が無い人にとってこのゲームは「ふんかヒードランが貰えるゲーム」という存在でしかない。
一時期に配信された通常では覚えないふんかを覚えたヒードランを入手できた時期があった。非常に強力なポケモンだが現在は当然配信されてないため、今から新品で購入しても入手は出来ない。
しかし、本編を遊ばない、もしくは送信し忘れたものを中古ショップに売った人は存在するため、その「配信データをゲームに送信していない中古のロムを買い、ヒードラン未送信のROMを見つける」という通称「ドランくじ」と呼ばれる物が存在する。
これもポケモン廃人のやり込みプレイ一つ…かもしれない。
ラティオス/ラティアス編
本作でラティオスやラティアスを呼び出すと、背中に乗って空を飛ぶことが出来るが、本編でもORASに「おおぞらをとぶ」というのものがあり、そちらでもラティオスやラティアスなので(正確にはあちらではメガシンカしているが…)、本作との関係性が知りたいところである。